渋谷にゾンビ!

稲兎谷ぴょん

第0話 当時のあらすじ(完成したら消します)

※この作品は、1年半以上前に書かれたもののアップです。ちょっと、最近の事件と関わって見える部分がありますが偶然です。ですが、この作品との関連しての感想など、コメントしていただけるとありがたいです。(できれば最終話に)


 インターネットにスマートフォン。便利な世の中になったものだ。車を運転しなくても、大抵のものは買いに行ける駅文化もいいものだ。まあ、こいつらの発明のせいで、より社会は複雑化し、現実がスマートフォンの使い道になるようにつくられたようなところもある。

 例えば、初めての駅の待ち合わせに、スマホがないと乗継ができない。そんなレール事情もあれば、居酒屋でのクーポンの他に、割り勘までしてくれる。ウォレット機能で、ワンタッチでお買い物など、おまけにゲームなどつけば、ネットゲームもあれば、ゲームの世界に現実が変わっていたりする。スマートフォン様さまだ。

 ただ、そんな文明の中であればこそ、不自由幾許存在すら許せんというものが現れてしまったら、どんなことを仕掛けてくるのだろうか。スマートフォンの破壊は、国難である。そのための特務質が設けられ、日々、安全で安定的な技術提供を進めている。たぶん、国がやらなくても、技術者や、企業が放っておかないだろう。彼らは、今はVRで眠っているようだが、目を覚ますと、恐ろしい世界が待ち受けているかもしれない。

 文明も成熟し、平和都市として認められたトーキョーに、内にか外にか新たな敵が現れた。それが、白昼ゾンビを生んだ、平和の裏側の世界の話である。通称「ムシ」と呼ばれているチップが、Wi‐Fiで死人を動かすことができるという、BADな事件が検出された。

 当局は、すぐにゾンビ事件の調査に乗り出すが、ゾンビは、Wi-Fiを食って力をつけ、最終段階では人に襲い掛かるということが予見されている。

 そんな中、そのゾンビとの戦いを始めようとするものが現れた。NeWSと呼ばれるネットウォーカーズの面々だ。彼らは、メディアを使い、ゾンビを倒すよう対ゾンビアプリを開発、その対応を受け、Wi-Fiを強くしていく方針を両者はとっていった。

 Wi-Fi接続の価格をベースとして、互いの戦闘予算は、変化してゆく。

 果たして、ゾンビがいなくなったとき、シブヤに何が残るのであろうか。

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