君は僕を愛した。僕は君を愛し殺した。

名無しのポチ

第0話 この日本では

 この国日本には2XXX年から突然進化した人間が現れるようになった。

その人間たちの進化の形には色々あった。


 最初に生まれたのは、どんなに怪我をしても体力がある限り再生する人間

  「第一時代(ファーストシーズン)」

 

 次に生まれたのは、ある特殊能力を持つ人間

「第二時代(セカンドシーズン)」


最後に生まれたのは、透明な目を持ち相手の動きをコピーすることのできる人間

   「第三時代(サードシーズン)」


この三つに分類されていた。だがその能力を持つものは数字が大きくなるにつれて少ない。第一世代でも、国に今確認しているだけで100人いるぐらいである。特に第三時代は、1人いるかいないかぐらいの珍しさだ。


 今能力の持つ人間を羨ましいと思う人が多いだろう。



そんなわけがない。


能力を持って生まれた人間は不幸とされている。


なんでこんなに能力を持つ人間が少ないか




悪魔が現れるからだ。


 日本の少し遠くに離島があるのだが悪魔がそこを支配している。悪魔は人間を食べなくても生活はできる。強くなるために。能力を持つものを喰らうほど、悪魔は強くなっていく。


 悪魔は「悪」を使うことができ、能力の持つものか持たないものかがわかる。


 だから悪魔は子供の頃の能力が使えない時を狙ってさらいにいくる。


 だから能力を持つものたちは子供の頃にいなくなる確率が80%を超えている。

 第三時代以外は能力を持っているかは能力を持っている人以外わからない。

 能力に気づくのも早くて小学生遅くて高校生ぐらいに気付く。第一時代は赤ちゃんの頃に怪我をしても治せるほどの体力がなく再生しない。


だから不幸と言われている。

 

   こんなに長く話してごめんな。

 これからの物語は、「最悪の時代」の僕の

話。


 

 

 

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る