硝煙立ち込め漂う世界に生きる男の半生を観る

どのような職業にも苦労があり、人間関係の悩みはつきもの。ましてそれが命のやり取りをする殺し屋ならなおさら……

バーで出会った老人と元殺し屋を名乗る男のカウンターで広げられる思い出話。
回想で語られるベンという男の殺し屋としての成長、生き様から見えてくる現実とはいったい?

カウンターに座る老人と元殺し屋の男のやり取りを自分は近くの席に座って聞き耳を立て聴いている様な雰囲気に酔い、男の口から語られる話は映画のフィルムを映写機がジィッーーーと回りスクリーンに映しているかのような世界を見せてくれます。

最後の幕引きまで目を逸らさず観ることをお勧めします。

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