僕はおっぱいが揉みたい

足袋旅

第1話 おっぱい

 おっぱい。

 それは女性の胸を指し、男性の胸とは区別されるもの。

 触り心地、大きさ、形は人それぞれ。

 頂点に突起があり、これを乳首という。

 乳首周りは皮膚の色が他と変わっており、これが乳輪だ。

 この二つは大きさと色が個人によって異なる。

 またおっぱいは、女性が子供を出産した後に母乳という白色の液体を分泌する。


 これらの要素の組み合わせが、無限ともいえる多様性をおっぱいに与えている。

 多くの男性はそれぞれに好みを有し、理想を掲げる。

 

 僕はこう、手にジャストフィットするような手ごろなサイズが好みである。

 カップ数で言うならばC前後。

 B、C、D。

 そして柔らかいものが良く、お椀型。

 また乳首と乳輪は小ぶりでピンク色を最良とし、母乳は出ている期間乳首が黒ずむと聞くので無しで。


 だが僕を含め多くの男たちは、目の前におっぱいがあればそんな理想は棚に上げるどころか放り捨てて、眼前のおっぱいを揉むのではなかろうか。

 それほどおっぱいとは魅力的なものなのだ。


 さてここまでどうしてこんなにおっぱいについて語ったのか。

 それは僕がおっぱいを揉みたいという一言に尽きる。


 中学生活では一揉みもできなかった。

 彼女を作ってエッチな展開に発展したりなんてまるでできず、ラブコメなんかによくあるラッキースケベなるものも起こらなかった。

 なんと悲しいことだろう。

 だから高校生になる明日からは、とにかく彼女を作ることを第一目標…、いやここで言い繕っても仕方がない。

 おっぱいを揉むことを第一目標として生活していきたいと心に誓う。

 待っていてくれ、僕のおっぱい。

 なんか僕のっていうと語弊があるな。

 まるで僕がおっぱいを付けたがってるとか、そんな意味に聞こえる。

 言い換えよう。

 待っていてくれ、高校で出会う僕に揉まれる女子のおっぱい!

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