ごきげんよう、本当に戦国の世、時代の流れや男達の戦いに女性が翻弄されてきた、辛く悲しい時代ですね。
ガラシャさん、茶々さんとこのおふたりもそうだったと思います。行く末を知る朝子さんもふたりの運命の過酷さを知りながら、自分自身も正に翻弄されている身。
けれど、そんな時代でも、とにかく明日があることを信じて、明日が今日よりもほんの少しでも明るい日であることを信じて、前を向いて歩いてゆく朝子さんが、読んでいて本当に愛おしく思えます。
作者からの返信
おだ しのぶ様
いつも読んで頂きありがとうございます。
また、細かな心情の感想を述べてくださり、書いている身として心が温かくなりました。
はい、ガラシャさん、茶々さん、そして朝子さんはきっと「幸せな女」の範疇に入らない人生を歩きますが、
彼女たちにしか解らない幸せ、満足に満ちた生き方だったと思います。
主人公の朝子を愛してくださって、本当にありがとうございます!!!
玉とのエピソードはなかなか読ませるものがありました。朝子さん、見方によってはすごい人脈をお持ちです。
茶々様もこの小説では、優しい1人の女性ですね。他の小説にはない、女性目線から見た淀の方はこんなにもイメージが違うのですね。女太閤記はまた意味が違いますから、第三者的な女性目線の新鮮さを感じます。
作者からの返信
清十郎さま
いつもありがとうございます。
玉もガラシャも実像がなかなか見えない人で、難しいなと感じます。