アナログとデジタル? そんな言葉、私が子どもの頃はなかった。

 現時点で私は、ブログやSNSにイラストを投稿することはしています。しかし本格的なデジタルイラストとやらはやっていません。私が使っているのは携帯ゲーム機3DSのお絵描きソフト「新絵心教室」や「ドットペイント」、あとはアナログ画材のみです。


 スキャナーやパソコンは持っていないし、スキャナーが何かさえ分からないので使っていません。ペンタブレットとやらも知りません。お金と設置場所と知識がないので、スキャナーやペンタブは保留中です。持っているのはタブレット(中古。最近調子が悪い)のみ。


 そして前回のエピソードで書いた通り、私はシャーペンしか使っておらず、スクリーントーンも使ったことありません。

 今まで描いてきたマンガは保存してありますが、全部らくがき帳にシャーペンで描いたもので、しかも初期のものはチラシの裏に描いています。



 とりあえず今までに描いたマンガモドキをどこかに投稿しながらマンガの世界観を思い出し、新しいマンガも描いて古いのに織り交ぜて投稿する……。そんなことがしたいです。


 で、どこに投稿すればいいのでしょう?


 今アカウントを持っていて可能なのはインスタグラムとブログへの投稿です。

 けど今まで別のことをしてきたSNSやブログで、いきなり下手なマンガを投稿するのは恥ずかしいです。


 キャラクターたちの名前もおかしくて、西洋妖怪に日本っぽい名前が付いていたり、ヨーロッパのモンスターにアメリカ名前が付いていたりします。

 私は怪物やファンタジーが好きでも国や文化に疎くて……というかあれにもこれにも疎くて、おかしいところだらけだと思います。島はプカプカ浮いて流れて行くものだと、未だに信じ込んでいるようなものです。



 まっさらに生まれ変わって一から投稿始めようか……。

 そう思い、「マンガ 投稿サイト」などで検索してみました。


 すると、出るわ出るわ情報が。



 うじゃうじゃあります。でも何一つ分かりません。

 漫画賞への投稿とか、漫画家への道とか、漫画やイラストで収益化とか……。えっと、私がやりたいのは何でしたっけ。


 漫画投稿サイトに、シャーペンとらくがき帳で作成したマンガモドキを載せられるものでしょうか。でも漫画投稿サイトを覗いてみると売り物のようなすごい作品ばかり。何か違う気がします。私はどこへ行けばいいのでしょう。


 スキャナーがないのでカメラで絵を撮って投稿することになりますが、それでいける場所はあるのでしょうか?


 そして、アクセス数にこだわらず好きなように……とはいってもどうせ投稿するならやっぱり好意的な反応をいただきたいし(メンタルと向上心が弱い上に疑り深いので批判は苦手)、趣味の合う方なんかも見つかれば嬉しいです。マンガモドキじゃ収益化は無理そうですが……。


 ユーザーさんが多くてモチベーションが上がる感じで、絵が下手で知識のない人間にも居場所があり、あまり本格的な道具を使っていなくても投稿できるような、ちょうどいいサイトはないでしょうか……。



 人間、伸びるかどうかは場所選びにもかかってくるような予感がします。

 下手な私も素敵なサイトを見つけられれば、モチベーションと画力がそこそこ上がって幸せになれるかもしれません。


 そしてイラストや漫画の投稿サイトで有名なのといえばピクシブ……。

 上手い人がいっぱいいて刺激を受けられそうだし、人気作品は書籍化されているようだし、それでいてたしかラクガキとかも投稿できて許容範囲が広そう……。


 よし……ピクシブでアカウントを作ってみようかな。



 と、ようやくその発想までたどり着きましたが、ここで少しぼやきます。



 もう今時、絵って紙に描くものじゃないんですね!!


 絵について調べているのにコンピューター用語みたいなのが続々出てきて意味分からないです! いつの間に世界はデジタル移行したの!? 色々ありすぎてもう、何から手を着けていいか、何が分からないのかも分からないです。絵はカメラで撮るものじゃないの? ファイルって何、データって何、スキャナーって何……。


 アナログですらよく分かっていなくてシャーペンや色鉛筆しか扱えないのに、そこにデジタル的概念が加わってくるとさらに難解です。


 ただマンガをアップしたいだけなのにこんなに難しいとは。



 この先無事に目的地へ到達することはできるのでしょうか。

 そしてそこからさらに上達するとかチャンスを得るとか、そういう可能性はあるのでしょうか。


 とりあえず何もしていないから分からないのであって、動いた先で何か分かるかもしれないというスタイルで参ります。



 ところでマンガ投稿サイトについてもう少し調べていたら、どうもネットの世界は批判とアンチだらけらしいということに気づきました。中途半端なものを出したら「ヘタクソ!」程度の暴言では済まないかもしれません。


 そうですか、今はアクセス数少なくて寂しいと思っていますが、アクセスが増えると批判とアンチが付くんですか……。


 やっぱりデジタルな世界って怖いです。

 ただ楽しく創作がしたいだけなのに、なんでこんなに危険なんだろう……。

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