第7話

Al「あのさミグちゃん、ミグちゃんは自分のこと運が良いと思う?悪いと思う?」


Mg「えっ、うーんどうだろう。わかんないなぁ」


Al「そっか」


Mg「でも朝星座占い見たら3位だったから、今日は結構良い方かも」


Al「3位。そこは1位じゃないんだね」


Mg「そうそう上手くいくもんじゃないよ」


Al「かもね。で私の星座はきっと下の方だったんだろうね」


Mg「また課題やらされてるから?」


Al「うん。もう嫌だ・・・・」


Mg「私が余計なこと言っちゃったからね。ごめんね」


Al「しょうがない。これが3位と12位の差だよ」


Mg「いやアルちゃんの星座は8位だったよ」


Al「じゃあ3位と8位の差だよ。8位とか凄い中途半端だもんね」


Mg「そっか・・・・。何か喜んで良いのかな。私の代わりにアルちゃんが辛い思いしている感じがしてあまり嬉しくないなぁ」


Al「ミグちゃんは優しいね」


Mg「ありがとう」


Al「私ならそんなこと思わないかも。自分が幸せならそれで良いっていう」


Mg「まぁ個人的にはそれでも良いんじゃないかなって思うよ。前にこんな話したね、人それぞれだって」


Al「したね確かに。人それぞれって言葉便利だよね」


Mg「あー。そうだね。大体こう言っておけば良いみたいな所あるよね」


Al「うん。でね今また人それぞれだなぁって思うこと1つ見つけた」


Mg「なに?」


Al「幸せの感じ方。私は自分に良いことがあれば幸せだと思うけど、ミグちゃんは周りの人に悪いことがあったら幸せだと思わないんだよね」


Mg「そうだね。できれば周りの人も幸せであってほしいな」


Al「優しいね。私はむしろ周りの人が不幸になってくれた方が嬉しいのに」


Mg「えぇ・・・・」


Al「ただやっぱり周りがどうこうなるよりは自分だよね。私の人生にあまり関係ない人のこと気にしても仕方ないもん。よっぽど影響している人は気にするくらい」


Mg「なるほどね」


Al「でも自分の幸せより他人の幸せって考えで生きる人も、それ自体が幸せと感じるのなら何か、そういうのも良いなぁって思うよ。良いお嫁さんになれそうだよね」


Mg「なるほどねー」


Al「うん。だからミグちゃんは良いお嫁さんになれるよ」


Mg「えっ」


Al「え?」


Mg「あっ、何でもない。うん凄く嬉しいよ」


Al「そう。あー課題終わった!!」


Mg「喋りながらだったのに凄いね。お疲れ様」


Al「何か口動かしながらの方が進むんだよね。いつもありがとう」


Mg「ううん何もしてないよ。明日は良いことあるといいね」


Al「うん。とりあえず今日はミグちゃんにお礼しないと」


Mg「いいよ特に何もしてないし」


Al「いやいやたまにはミグちゃん自身の幸せを願った方が良いよ。ちくわパン食べる?」


Mg「いや食べ物は今大丈夫。そうだなぁ・・・・」


Al「何が良い?」


Mg「アルちゃんに殴られたい」


Al「・・・・は?」


Mg「一方的に殴られたいし蹴られたい」


Al「えぇ・・・・」


Mg「お願いします」(真顔)


Al「・・・・。」


この後滅茶苦茶殴ってあげた

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