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  • >(ら抜き語が)会話の中に表れ始めたのは昭和の初期

    え? 東海や東北など各地の方言として、ら抜き語はずっと以前から使われてきたのではないのですか?
    実際、明治時代の東海方言で、ら抜き語の記録が残っているそうですし。

    「関東地方などのら入り語文化圏でも」という一文を頭に付けるべきですね。

    まあ、東京弁イコール標準語イコール「正しい日本語」なのだから、ら抜き語は「間違った日本語」なのだ、と言われたら、あ、そうっすね、と返すしかないのですが。

    ちなみに、関西人である私は、可能と受け身の区別がつかないら入り語はお尻がむずがゆくなるので、可能な限り「見ることが出来る」とか「食べることが出来る」と言い換えるようにしています。
    まあ、妥協してら入り語を使うことも少なくないですけどね。

  • 勉強になりました、ありがとうございます

    作者からの返信

     お役に立てて何よりです! こちらこそありがとうございます。

  • 萌える→尊いへの応援コメント

    全面的に同意します。
    やっぱり「尊い」と言ったらキャラ同士の関係性についての話ですよね。

    この言葉の意味は2つではなく、
    ①従来の「高貴」などの意味
    ②BL/百合の文脈
    ③さらに派生し、オタク文化全般で用いられるもの
    という3段階のフェーズ・意味があると感じます。

    作者からの返信

     なるほど、三段階!
     「尊い」についてはもはや規模が大きくなりすぎて、この言葉だけを研究して本が一冊できそうなくらいですよね……。
     これを機にもう一度考えてみたいと思います。

  • 萌える→尊いへの応援コメント

    「壁になりたい」は「自分が登場人物としてキャラの人間関係に存在する必要がない」「が、犯罪にならない言い分で合理的に合法的にキャラ達の日常を邪魔せず見たい」な意味合いかと思ってました

  • 単に「恐悦(恭悦)至極」からの、
    恐悦(恭悦)を光悦と思い込んだだけでしょ?

    きょう‐えつ【恐悦/恭悦】
    1 相手の好意などを、もったいなく思って喜ぶこと。多く、感謝の意を表すときに用いる語。「―至極に存じます」
    2 非常に喜ぶこと。

  • どちらかというと「歪んだ見方」のニュアンスで使われているように感じます。
    正論パンチのように「(土足で)踏み込んだ見方」というか「間違ってないけれど失礼」の含みを持たせた使い方でしょうか。

    作者からの返信

     貴重なご意見ありがとうございます!

     確かにツイッターなどで生の用例を調べていたら、どちらかというと「歪んだ見方・ちょっと普通とは違った見方」に近いものの方が多かったように思えます。


  • 編集済

    私は「は」と「が」の違いを
    《既出》は《初出》
    《初出》が《既出》
    と認識してたので,最後のまとめが腑に落ちました.

    「窓を割ったのは誰だ!」「彼が窓を割りました」(彼は初出,窓を割るは既出)
    彼は何か思いつめた様子で窓辺にいた,すると突然,彼は窓を割った(彼は既出,窓を割るは初出)

    「鼻が長い」は「鼻」も「長い」も初出だからどうなんでしょうね,というのはありますが……
    「キリンは首が長いが,ゾウは鼻が長い」なら「《初出》が《既出》」でOKですが.
    「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻が長い」なら「《既出》が《初出》」になってあれ? となりますね.
    「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻は長い」なんですかね……


    作者からの返信

     多少なりとも参考になったようで何よりです。
     
     私も研究をしている身ではないので確かなことは言えませんが、そもそもまず、前提として言葉の文法的用法において、定義・意味は一つ以上存在しないのではないでしょうか。この場合、情報の既出・初出とか、主題と主語の関係とか、対比とか様々な定義がありますが、一つの文章に適応される用法が二つ以上あるとすると用法の矛盾や相容れない部分が生じてきます。
     それを踏まえて「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻が長い」とか、「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻は長い」を見ると、この文章では主題と主語の関係が適応されるのではないかと思います。理由はやはり、情報の初出などはおっしゃる通り捻れてきますから。また、主題と主語で考えれば、どちらの文章も
    「【主題】は【解説】だが、【主題】は【解説】」
     という構造の文章になり、この観点で言えばおかしくはない……というような解釈で私は理解しています。

    (私が質問の意図を取り違えている可能性もあるのでご容赦ください)

    編集済
  • いつもながら勉強になります。
    すごく悩むんですよね。彼らと彼女たち。主役級の女性が集まっている中にモブの男がいる場面で彼らと書くのは抵抗がありますし、毎回悩んでしまいます。

    作者からの返信

     こんちには。そう言っていただけると、最高の励みになります!
     
     そうなんですよね、やはり私もそういう場面では、彼女たち、と書くと思います。恐らくその集団の主役を軸に考える人も結構いると思うので、今後世間がどう動いていくかが見ものです。

  • 私はウオーター(オはちいさくない)って発音してる気がするので、やっぱりヲではない気がします。

    作者からの返信

     なるほど、そういった撥音もあるのですね! そういえば、私もウィスキーは「ウイスキー」と五拍で発音していました。まだまだ人によって揺れが大きそうです。

  • 仕事柄でしょうか。多用しているのでドキッとしました。
    お客様の所持している利用者権限を「お借り」して、一時的にお客様の機器を「触らせてもらい」、それを利用して調査することで「問題の原因を突き止めさせてもらう」。
    これをお願いするときに、「お客様の利用者権限を使用させていただきます」とお願いするのですが、正しい使い方と信じたい……。

    作者からの返信

     職業に関しましては、やはりマニュアルや対応の方法などが決まっていると思いますので、どうしてもたくさん使われると思います。マニュアル敬語と違って言葉自体は間違いではありませんから、許容する人も多いのではないのでしょうか。やはり私は「優勝させていただきました」とか「金メダルを取らさせていただきました」とか、許可を得るという行為にそぐわない表現にやきもきした違和感があります。

  • 私の書いている話も壁が動いているかもしれないですね。勉強になりました。

    作者からの返信

     こんにちは。お役に立てたようで、なによりです!

  • 鼻血:はなぢ? はなじ?への応援コメント

    「痔」はなぜ「ぢ」なのでしょう? もともと「血」だったとか?

    作者からの返信

     痔を「ぢ」と表記するのは、どうやら歴史的仮名遣いのようですね。水が「みづ」と表記されるように。おそらく血との関連性もあると思われます。
     https://gogen-yurai.jp/ji/ こちらでは、痔の大手治療企業が「ぢ」と言い続けているために歴史的仮名遣い表記が浸透しているとかありますね。
     
     ここからは憶測ですが、痔は音が一拍しかありません。一字の名詞と言うのは平仮名表記するとき非常に視認性が悪いので、目立たせるために歴史的仮名遣いを採用したのではないでしょうか。それに、日常的にあまり書かないことなどもあると思います。

  • ロマンって、男女の恋愛のことも指すし、「男のロマン 」「女のロマン」だと異性に理解されにくいものを指すという、なんとも幅の広い言葉ですよね。

    作者からの返信

     ですよね。しかもロマンだけなら歴史ロマンなど、冒険やスリルが感じられる言葉ですが、ロマンティックとなると急に恋愛みたいになる不思議も

  • かつてのガラケー時代に「メガが足りない」という表現が広まらなかったのはなぜだろう、とか考えてしまいました。

    作者からの返信

     ガラケーは使ったことがないので詳しいことはわかりませんが、予想としては、料金体制がパケット通信料方式だったからなのではないでしょうか。 
     スマホでは、容量そのものが気にしなければならないものですが、パケット通信料では「パケット」が気にしなければならないものだったからではないでしょうか。

  • 「わかりみが深い」ともなると、もはや「さ」のほうはないですね。「わかりさ」は聞いたことないし、「わかりやすさ」とも違いますし。「とてもわかる・共感できる事柄」という意味なので、「共感できる度」「あるある度」みたいな言葉が「わかりさ」なのでしょうが……。


  • 編集済

    「間違いさがし」=>一枚の絵の中から、「ネズミが猫を追いかけている」という間違いを探す
    「間違えさがし」=>二枚の絵の中から「右の絵には猫が描かれているが、左の絵には(猫と間違えて)ネズミが描かれている」を探す。
    みたいな感じですかね……。

  • 「なぜ馴染みのない言葉を使うのか」に対して、「なんとなくかっこいいから」という素人物書きの反応をしてしまいました。

    作者からの返信

     「なんとなくかっこいいから」は、よくありますよね(笑)。私は間違っているかもしれないという意識が邪魔をして、あまり言葉の冒険をしていません💦

     そういえば、政治家やいわゆる「意識高い系」がこぞって「かっこいいから」という理由で横文字(ことさら英語)を使うのも、奇妙ですよね。英語がかっこいい言語というのは日本国民の全体意識なのでしょうか。フランス語やドイツ語もかなりいいと思うのですけど。

  • 願わくば~への応援コメント

    興味深く読ませていただいております。「願わくば」は「あわよくば」との混同だと思います。意味としてもそのように使われることが多い気がします。

    作者からの返信

     この文章に目をつけていただいて嬉しい限りです。ありがとうございます!

     たしかに、あわよくばの「ば」は仮定の接続助詞ですし、形もよく似てますね! 「できることなら」などという意味も近いので、混同の元になったかもしれません。
     ただ、私は日本語の中で最も「表意性」を持つのは漢字だと思っています。ですから、「願わくば」に「願」とあるのに、願いの意味が全くなくなっているようには思えません。おそらく「願わくば」と「あわよくば」の違いというのは、その物事に自分の力が及ぶか、及ばないかだと思います。

  • 今日初めてマジ卍とエグいの意味を知りました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     こちらこそ、この文章を参考にしてくださり、ありがとうございます。
     一応、私なりの意見ですから、一つの参考意見としてお受け取りください。

  • 「み」はより主観が入っていそうなのと、「い」で終わる形容詞を強調している感があると思いますな!

    作者からの返信

     感覚としての意見は非常に助かります。やはり、先行研究は正しかったようですね。あと、「強調」という認識は、言われてみれば確かにそうとも考えられるので、これからすこし気にかけてみようとおもいました。

  • 萌える→尊いへの応援コメント

    日本語はほんとニュアンスお化けですよなあ……

  • 場合:ばわい? ばあい?への応援コメント

    ばわいだったのですな……初耳

    作者からの返信

     おそらく、「バアイ」ときっちり発音するか、「バワイ」と「バアイ」の間のような発音かの、二通りに分かれるのではないかと踏んでいます( ̄^ ̄)ゞ!

  • 卑屈語、言い得て妙ですな……

  • 豆腐納豆もいまさら変えられませぬものな!

  • 光悦至極、とか言ってみちゃってもいいかもですな!

    作者からの返信

     けっこうしっくりきますよね、「光悦至極」。間違っちゃうのもわかります。この用法が誤用のままで終わるのか、定着するのか、見守っていきたいです。

  • 願わくば~への応援コメント

    新しい言葉をどんどん創っていけるのが、日本語の凄まじいところなのですな!

    作者からの返信

     ですね! おそらく日本語の音素・音節数がそれぞれ約20・約120と比較的音の少ないために同音異義語が多いということも、新語を作りやすい一つの要因でしょうか。音が少なければ、それだけ勘違いする確率もあがりますから!

  • 「違和を感じる」の方が違和感ありますしな! そもそも日本語様は言語の最上位に位置するどえらい言葉であるので、細かいことも何でも包括してしまうのです……(そうかな

  •  ( ゚д゚)

     範囲が広すぎるぞ、「光悦」……。

    作者からの返信

     このまま一定の意味・品詞に集約してくれないと、学者泣かせの言葉になってしまいますね。