角砂糖の甘い日

フラワー


 水に映る秋の日の断片

 滴る息は やがて凍りつき

 その日が

 ライトの重みで消えてしまう


 熱っぽい そう語る口

 目と鼻の 欠ける正夢に

 思い出したように

 目薬に溜まる 新しい朝

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