第10話 次から次へと


 緑の香りが胸いっぱいに広がる。あたたかい空気に、水の流れる涼やかで耳心地の良い音。それ以外に一切の雑音もない洗練された空間┄┄王宮の温室をエマは感嘆の息を吐きながら見て回っていた。


「エマさーん、お待たせしましたー」


 相変わらずのボサボサ頭に緩い雰囲気で、草花が咲き誇る道を通って来るフェリクス。繁忙期を過ぎたらしく、目元の隈は消え、顔色も良い。

 エマが彼と知り合った日から、数日が経っていた。


 あの日、疲れ果て書庫で行き倒れていたフェリクスの用事は、とある一冊の本だった。

 誰も借りないだろう古く廃れた本、だからあって当然、そう思っていたものがピンポイントで借りられていて、落胆と共に寝落ちてしまったらしい。


 そんなフェリクスだが、エマが持つ本を見るや否や目を輝かせ『その本を借りてたのはキミだったんですね!』と嬉しそうにエマの手を握った。

 エマが気紛れに借りた本がまさに彼のお目当ての物だったのだ。


『この本に興味を持つとは、お若いながら通ですねえ』

『いえ、一部だけ気になるところがあっただけで……』

『どこですか?』

『えっと、この花の……』


 そう言って広げられたページを見た途端、フェリクスは嬉々として、


『今度、僕の研究室に来ませんか?』


 良いものを見せてあげますと、エマを誘ったのだ。


 そして今に至るのだが、ここは王宮の温室である。

 その理由は、ユーリが頑なにフェリクスの研究室に行くことを止めたため。何でも『あそこは不衛生』なんだとか。

 結果、王宮の温室で会うことになった。


 簡易なテラステーブルと椅子が用意された場所に移る。

 フェリクスと共に歩くと、角度によっては完全に陰ってしまうくらいの身長差がり、途端に自分が酷いちんちくりんのように思えてしまうエマである。

 椅子に座り、足をプラプラと揺らしながらエマは彼の言う『いいもの』とは何だろうと、素直に期待しながら待っていた。


 フェリクスは白衣の内ポケットから、小さな巾着袋を取り出した。

 ふっふっふー、と彼自身も得意げで、もういい大人なのに突然子どものようだと何だか可愛らしく見えた。


「丁度、この間の出張で見つけたんです」


 袋の口を緩める。

 フェリクスの手の中に注視しながら、エマは体を乗り出した。


 中からコロリと出てきたのは、


「これです」


 ┄┄小石だった。


「…………」


 エマは彼の掌の上に乗った小さなそれを見つめ、沈黙した。

 砂利にしか見えない。特に珍しい色をしているわけでもない、石。

「すごくないですか?」と朗らかな笑顔を浮かべるフェリクスには悪いが、どこら辺が凄いのか全く理解できなかった。


「……あの、すみません、これなんですか?」


 わからないことはわからないと言わなければ。

 そう思い、エマは問うた。

 フェリクスはハッとなり、「これだけ見せられても訳わからないですよね」と申し訳なさそうに頬を掻いて謝罪を入れた。


「これは、リアリスの種の化石です」


 リアリス。

 生み出す朝露は蜂蜜のように甘く、白く分厚い花弁からは天使の肌の香りがする、などと伝えられている絶滅植物のひとつである。

 天使の香り、そんな売り文句でリアリス香水なんて物も売られているが、当然原料にリアリスが使われているわけもない、想像で作られた香りである。そんな、一般的には最早架空の植物のように扱われている花なのだ。


「これまでもリアリスの花や種の記録は出てるんですけど、この化石が凄いのは、種がまだ生きてることなんです」

「化石なのに、ですか……?」

「そう。何かの魔法が作用しているみたいです」


 上手くやれば芽吹かせられるかもしれない、という。

 これは確かにとんでもなく凄いことだ。

 本物のリアリスの香りとはどんなものなのか、詳しく知りたくなって絶滅植物一覧書を借りたエマである、もし本当にこの花が復活できたなら、一度匂いを嗅いでみたい。


(┄┄┄┄ん?)


 そういえば、フェリクスはエンディングでヒロインに「君の名前によく似た花なんです」と一輪の花をプレゼントしていたような。


(──あれ、リアリスの花だったのか。ということは、フェリクスさんはこの化石から花を復活させられるんだ)


 もちろん順当にいけばではあるが。

 もしこの石が花に変わったころ自分がちゃんと生きていたら、プレゼントする前に一目見せてほしいな、なんて思ってしまう。

 とにもかくにも、


「本当に、凄いものですね」

「見つけたこと、まだ誰にも言ってないんです」

「そうなんですか?」

「鉱物科にとられちゃうかもしれませんから……」

「そんな大事なものなのに、私に見せてくれたんですか?」

「ああ、言われてみれば……でもまぁ」


 エマさんならいいかなって、と綺麗な双眸を細めて笑うフェリクスに、エマはまたひっくり返りそうになった。

 これが大人の色気と言うやつか、とあまりの耐性のなさに震える。


 すぐにユーリとの会話を思い出した。


『フェリクス先生は良い人だけど、悪い大人だから気を付けて』

『どういうこと?』

『わざとなのか無自覚なのかは知らないけど、あの人女性の気を引きやすみたいで。患って調剤室に行ったが最後、『なんだか彼が気になって仕方がない』っていう別の病気に掛かるらしい』

『どこ情報なのそれ……』

『使用人から聞いた。あと目の当たりにしたこともある』

『へ、へえ……』


 でもまあ十歳児の自分に気を付けるも何も無いだろう、と思っていたが、彼の色気は無差別で、中身がただの十歳児ではないエマにとっては「おおぅ…」となるものがあった。


「ちゃんと、秘密にします」


 しかしこれだけはしっかりと伝えておこう。

 エマが真っ直ぐに言えば、


「はい。ありがとうございます。殿下といいキミといい、最近の子はしっかりしていますね」


 リュカくんもそうだなぁ、と思い浮かべるように視線を浮かせるフェリクス。


「僕なんてキミたちくらいの歳のころはずっと植物とばかり触れ合ってて、人付き合いなんてまともにできませんでしたよ。今もそんなに成長してませんけどね」

「ちっちゃい子に向かって何語ってんのフェリクス~」


 フェリクスの柔らかな声に耳を傾けていたところに、温室には少し不釣り合いな飄々とした声が響いた。

 突如気配もなく現れた第三者は、茶々を入れながら腰を折ってテーブルに頬杖をつく。


 近い距離で目が合い、エマは驚きでカチンと硬直した。

 一体いつ入ってきたのか。全く気付かなかった。


 片側は髪で隠されているが真っ黒な左目には吸い込まれそうな深みがある。白髪で、サイズの会っていない大きすぎる白衣。

 誰も彼もキャラの濃い『MLS』だが、その中でも一番印象的で、しかし一番攻略にやる気の出なかった人物。


「アル、王宮にいるなんて珍しいですね」

「きっつい香草もらいに来たの。なんか他の科から腐敗臭が酷いって苦情来ちゃって」

「なんていうか、今更感ありますねそれ」 


 だよねえ、と間延びした声で答えながらも、アルと呼ばれた男の視線はエマを捉えた。


「可愛いねえキミ。お名前教えて?」


 ──ビビって声が出なかった。


 例え事前知識がなかったとしても、こうなっていただろう。

 まずこの男、本当に臭いのだ。悪臭と言うより、頭がくらくらするようなドロッとした甘いにおいがする。嗅ぎ続けたらおかしくなってしまいそうなそれを、はっきりと感知できるのは恐らく自分だけだろう。


 魔女だから。だから、彼に蔓延る黒々とした死霊の影も見えるのだ。

 そして、前世の記憶持ちだからこそ知っているのは、


「もしもーし、あれ、もしかしてお人形さんなのかな? じゃあ、解剖しちゃってもいーい?」


 彼がとてつもない変態、ということだ。


「こら、怖がらせない」

「あいでっ」


 フェリクスの手刀がアルの脳天を打った。

 頭を押さえて立ち上がったアルは「そんなつもりないんだけど」とわざとらしい萎れた表情を浮かべる。

 子どもには何故だか嫌われる、としょぼくれる彼にエマは、でしょうね、と思った。


「この子は、エマ・ルソーネ嬢。ルソーネ公爵のご息女ですよ」

「えー? 良い身なりだとは思ったけど、フェリクスが仲良くしてるからてっきりその手の子じゃないと思ってた」

「僕に対する偏見が凄いですね」


 どういうことだろう、と引っ掛かったが、口を挟むようなことでもない気がした。

 いつまでも固まってばかりではいられないと自身を鼓舞し、エマは椅子から降りて、軽く膝を曲げ、儀礼的な挨拶をした。


「オレはアル・シュベルド。どうぞよろしく」


 言葉遣いはどうであれ、胸に手を当てお辞儀をする仕草は、なかなか様になっている。


 アル・シュベルド。言わずもがな攻略対象の一人だ。

 物語では上等級魔法士ツァートであるが、現在はまだ中等級魔法士シェンドなのだと胸に付いた記章で分かるが、エマからすれば中等級魔法士記章ですら羨ましい。

 魔法生物専攻で、趣味は解剖。特殊な魔力を持つヒロインに興味を示し、何かとちょっかいを掛ける。

 所々垣間見える優しさに触れ、彼との付き合い方に慣れていくヒロインは、仕方ない、みたいな顔をして彼の変態行動を許容するのだが、よくこんなのに気持ちが傾くもんだ、と全くヒロインの感情が理解できないままに進んだことを覚えている。

 選択肢を間違えると、気持ちのすれ違いの後にホルマリン漬けにされるというエンドがあった。これを思うとヒロインはヒロインで大変である。


 正直なところ、それら以外全く覚えていないが例の如く悪巧みをしていたエマがさらっと死んでいたような気がする。

 曖昧にしか思い出せないのが歯がゆいが、とにかく彼とは関わらないことが吉なのはわかる。


「ねえエマちゃん、なんか見えてるの?」


 至近距離で覗き込まれ、エマは震え上がった。

 直ぐさまブンブンと首を横に振るが、アルは鋭い歯を覗かせながら笑みを作り、エマの手を取った。


(ひぃっ)


 触れた所から伝わってくるアルの緩い体温が気持ち悪い。

 

 ──なんていうか、何もかもが気持ち悪い……


「手も冷たいねえ。真っ白だし、死体みたいでかーわいい」


 今ならわかる、どれだけ顔が美形でも、実際変態とか怖い人なんて相手にできるものではないのだ、と。


『私の最推しはアルなの。顔面は当然として、何かもう色々たまんない。アルになら何されてもいいって思える。ていうかしてっ!』


 荒ぶる乙女ゲーム布教者の記憶が、エマの中で浮かび上がってくる。


(無理……怖い……)


「ねーフェリクス、この子なんかプルプル震えてる。かわい〜ツボだわ〜」

「アル、いい加減にしてください」


 なんもしてないじゃん、と不貞腐れながらもエマの手をパッと離したアルは、今度はしゃがみ込んでエマに視線を合わせた。


「エマちゃん。将来は生物科に来てね」

「……んぇ?」


 突拍子もない勧誘に、エマの頭上にはいくつものクエスチョンマークが浮かび上がった。

 生物科…? なんで…?


「薬学科なんて行ったらこき使われてボロ雑巾みたいになっちゃうよ〜そこの誰かさんみたいに」

「アル、後で覚えておいてくださいね。せいぜい飲食の際はお気をつけを」

「わぁこの上等級魔法士様、人に毒盛るつもりだ!」

「エマさん、生物科なんて血生臭い学科は入っちゃ駄目ですよ。そもそも学科というよりそこの研究員の頭に問題がありますからね」

「言ってくれるねー」


 あーだこーだと言い合いを始めた二人に、エマはあわあわと目を回していた。

 どういう話だこれは。


「ていうかこんな小さい子にまで唾付けとくとか、どんだけ人手不足なのさ。余裕の無さが周りにバレてるんだよ〜だからみんな怖がって入ってこない」

「その言葉そっくりそのまま返しますよ。しかしまあそちらよりウチは需要が高いので、忙しいのは仕方ないですよね。需要がね、凄いんですよほんと。そちらと違って」

「この間ウチの可愛い蚕ちゃんのお陰で新薬が出来たこと忘れてなーい?」

「それをいうならそちらの飼鳥の病気が治ったのは薬学科のお陰でしたよね?」


 言葉の応酬にくらりとしたエマは、もうこっそり逃げ出してしまおうかと思った。

 スッと消えるのは得意だ。

 さあ今こそ、抜き足差し足で静かにいなくなろう。

 エマはそろりそろりと回転し、出口に向かって足を進めた。


 そんな彼女の肩を──ガッシリ。

 お約束のように掴むのは大きな手が二つ。


「ひぃぃっ!」

「エマさん」「エマちゃん」


 どっちーーなんて問われても困る。


「わ、私は……」


 エマは意を決して言葉を紡いだ。

 これも得意の「ええいままよっ!」だ。



「「魔法造形科?」」


 この二人は多分とても仲が良いんだな、と思うエマである。

 二つ並んだ訝しげな顔に向けて、深く頷く。


 魔力を用いて発生させる超常的な力、魔法。

 しかし一口に言っても、それは様々な分野に分かれており、全てを網羅するのは不可能に近いほど種類がある。


 同じ魔法という括りでも分野が違うだけで、靴屋と楽器屋くらい大きく違ってくる。勿論、靴職人が楽器を作れるわけもない。

 魔法という原点だけを同じくした、各々の専攻者が集まって出来たのが、魔法研究機関ワーズである。

 精霊魔法科、魔法薬学科、魔法植物科、魔法生物科、魔鉱物科、呪法科などなど……


 一般認知の及ぶ学科だけでも両手で足りないほどあり、その他にもマイナー学科が数えきれないほどある。

 どこまでも細分化できる、それが魔法と呼ばれる無限の研究対象である。


 だがそれだけ数があるというわりには、人が足りていない。

 そもそも魔力を持って生まれてくるものが限定されているのもあって、一般職員は大量に抱えているが、研究室入りする魔法士や、魔法士見習いはごくわずかである。

 だが彼らからすると「微量魔力者でももっと雇え!」「上は現場を全くわかっていない!」といった風に、猫の手も借りたい状況のようだ。


 そんなお忙しい立派な学科がありつつ、スカスカのド暇珍妙学科もある。

 それこそが、エマの志望する魔法造形科である。


 一昔前、そこはアーティスティックな魔法士、分かりやすくいうと変人が跋扈するカオス学科であった。

 しかしイマイチ美的センスに欠ける者ばかりが集まり、「別に魔法じゃなくてもよくない?」と思わせる物しか作れなかった魔法芸術家たちは、一般芸術家に見事に完敗したのだ。

 評価される者は一人も生み出せず、当然研究費も当てられず、新人も入らず、ここは芸術を突き詰める場所ではない、などと宣った後、残ったのは空の研究室。

 今では、あってないような無人学科である。


「エマちゃんって、その手のタイプの人だったんだ……」

「僕はてっきり薬学か植物専攻なのかと……」

「す、すみません……」


 フェリクスには、リアリスの件で勘違いさせてしまっていたようだ。エマは何とも言えない表情を浮かべる二人に向かって引きつった笑みを浮かべながら、


「そもそも、研究室に入れるかどうかも怪しいですし、まだ選択の段階でもないと言いますか」


 あはは、と誤魔化し笑いを浮かべるが、シナリオ通りにワーズに入所する気なんて更々なかった。

 いい感じで魔法学園では平均くらいの点数を取り、小さな研究室でひっそりと魔法を研究するのだ。

 そうして魔法士資格を得るころには、これまたひっそりと、町でお店でも営めれば最高だ。

 家に工房を設けて、そこで商売するのもいいかもしれない。

 そういう、静かな暮らしがエマの望みである。


 妬み嫉みを抱えて、惚れた晴れたのラブストーリーに首を突っ込むつもりはない。

 ヒロインには、自分のいないところで平和に恋愛してもらって┄┄うん。ウィンウィンだな、とエマは一人頷いた。


「エマさんは殿下と同じ学園に入学予定ですよね? だったら、ワーズの研究室入りは決まっているようなものでは?」

「えっと…学園の中でも良い成績を取らなきゃいけなくて」

「へぇ、ではアルもそうだったんですか?」

「んー? そんなだっけ、あんま覚えてないなぁ」


 特別入所者と無自覚成績優秀者の会話である。

 何となく、二人を目の前にしてエマは砂塵と化すような虚無感を得た。


 エマは膨大な魔力保持者ではあるが、その全てを自在に使いこなせるかといえばそうではない。

 有り余る魔力のおかげで多種多様な魔法が使えはするが、一定の魔力使用量を超えるとコントロールが効きづらくなる。

 細いパイプに永遠に水を流していられるが、流す水量を増やすと破裂してしまう、そんなイメージだ。

 蛇口を捻るのは一か十か、そんな大雑把な扱いしかできないエマは、容量の悪い自分にはチョロチョロと水を流しておくぐらいが安パイである、と理解していた。


 これは今の自分の性格があってのものだ。もしかしたら悪役令嬢エマは、今の自分よりももっと魔法の扱いに長けていたかもしれない、そう思うと、学園で上手くやれるかどうかもわからなくなってくる。


 行かない、という選択ではなく、行けない、というオチかもしれない。それは些かカッコ悪すぎる。

 だから、


「とりあえず、今は頑張って勉強します」


 そう言って微笑めば、


 ──きゅ。


「フェリクス。オレ、これ持って帰る」

「やめなさい」


 突然アルに抱き締められエマはカチコチに固まった。なにこれ怖い。冷や汗が止まらない。

 ぎゅうぎゅうとおもちゃのように扱われ、彼の薄い腹に頬を張り付けることになりながら、青い顔でフェリクスに助けを求めた。

 そうすれば、フェリクスはエマの両脇に手を入れ抱き上げ、救助してくれた。


 しかし宙ぶらりんになっている自分の虚しいこと。


 ──身長さえあれば、こんなことには……


 地面に下ろされ、頭を撫でられた。宥めるような手付きに、エマは苦々しい表情を浮かべる。

 当初から思っていたのだが、少し子ども扱いが過ぎる。


「勉強、わからないところがあれば是非訊いてくださいね。将来有望な小さなお姫様」

「オレともまた遊んでねぇ、エマちゃん」


 この大人二人組、ちょっとロクでもない。


 成長したら覚えてろよ……と思うエマであった。

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