応援コメント

第22話 それから」への応援コメント

  • 涙が溢れて止まりません。
    ジェレミー先生からまさかの手紙。そして、紘一がしっかりと大人になっているということ。お父さんとの関係は......仕方ないのでしょうね。分かり合えない相手というのはいるものです。
    大人になった紘一が頼もしいです。良かった!

    作者からの返信

    誰にも封じている過去があって、それが何かの形で蘇ることってあると思います。ジェレミー先生の手紙によってその時期を振り返るのと同時に、これからの人生への励ましをもらいましたね。
    >大人になった紘一が頼もしい
    そう感じて頂けて良かったです!

  • ジェレミー先生の気持ち、痛いほど解ります。心に深くずっと刺さっていた棘。日常に押し流されながらも、ふとした時に蘇る悔恨。あれで良かったのか、もっとなんとかすべきだったんじゃないか。時が経てば経つほど棘は錆びて食い込んでいき、自分の至らなさに絶望する。
    そんなとき、ふと目にしたクレジットに名を見つける。直感的に解る。彼だと。このときのジェレミー先生の歓びといったら。
    僕も先生とともに噛み締めさせて頂きました!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。
    ああいう形でさようならをした後も、きっと心のどこかで気にかけていてくれたんでしょうね。忘れないでいてくれるって本当に温かい感情です。名前を見て直感的にハッと分かる瞬間の高鳴り、歓びを先生と一緒に感じて下さって嬉しいです!

  • わあああ、先生からお手紙きたーーー! すごい!!
    ドラマのクレジットで、しかもスタッフ欄で名前を見つけるなんて。ジェレミー先生は本当に紘一くんのことを心配していたのですね……もうそれだけで、胸が熱くなります。
    お父さんと話せないままお別れとなってしまったのは、残念でした。でも、お父様が急逝したのは紘一くんのせいじゃないと思う。
    親だって、人間。そして完璧な人間なんていない。それはわかっていますが……向き合うべき現実から逃げたのは、ご両親の方です。

    紘一くんはフランスで立派にお仕事をして頑張っていらっしゃるのですね。素晴らしい!!よかった〜! 自分らしく、幸せに過ごせているといいな。

    作者からの返信

    霧野さん、読み進めて下さりありがとうございます!ジェレミー先生、よく見つけましたね。スタッフのクレジットを見て驚いたでしょう。しかも手紙を送ってくれるなんて、ちゃんと紘一を覚えていて気にかけてくれていたんですね。なかなかこういう人はいないと思います。
    親だって人間で、完璧ではないのは本当にそうだと思います。親子という人間関係って近すぎるだけに難しいものかも知れませんね。紘一が自分のせいかもしれないというのは子どもの立場からの親に対する罪悪感というか、こういう気持ちってあるんじゃないかなと思います。
    フランスを選んだのは自分の決めたことですし、この先も後悔しないように生きなければいけませんね。

  • 最後まで自分自身の問題から逃げ回って急逝した親父さん。同情はできませんね。因果応報とも思ってしまいます。
    それでも、こんな家族から離れられてよかったと思います。家族の元に残った諒二くんが心配ですが。

    作者からの返信

    この父親を悪者と言い切るのには筆者としては抵抗があるんですが、なんというんでしょう、父親として不足しているものが多すぎた人なのかも知れませんね。キャパとか、想像力とか。みな自分の価値観があるだろうし、親子とはいえ相容れない部分はどうしようもない気がします。淋しいですが。
    諒二は、そうですね。紘一とは反対に色々上手くできそうな子ですね。こういう子ならこの両親で問題がないのかも知れないし…兄弟でも違うものですね。

  •  柊圭介さん、いつもお世話になっております。
     こんなところに書くのも何かと思ったのですが、この作品を「自主企画 外国語が出てくる小説 ピックアップ」というエッセイで紹介しようと思っているのですが、もしよろしければお返事ください!(逆にそれはちょっと……というようでしたらこのコメントは消します)

    作者からの返信

    中原さん、
    素敵なレビューをありがとうございました! 驚きとともに感激しています。
    また、エッセイで紹介して頂けるなんて光栄です。この作品がお目に留まってとても嬉しいです。
    拝読できるのを楽しみにしております。
    ありがとうございます!

  • 柊さま、こんばんは。

    紘一さんの行く末が破滅でなかったことに、安堵しています。そんな心配をしてしまうほど、彼の体験は悲惨なものに見えました。中学時代の記憶が悲惨なだけではないのは、彼自身の忍耐と努力、そしてジェレミーさんの存在のお陰だと思います。
    「物理的なガイジンか精神的なガイジンかを選ぶのなら、僕は物理的な方を選ぶ」→強い言葉です。この一言に彼があの体験から得た知見が集約されているようです。

    作者からの返信

    椎人さま、
    たった半年ほどの間に紘一は価値観の変わるような経験をしたと思います。淡々と振り返るような文章にするつもりでしたが、どうしてもいじめを取り上げると悲惨な部分が際立ってしまいますね。その中でジェレミー先生との時間は(苦い終わり方だったとしても)唯一の支えでした。
    「物理的なガイジンか……」のくだりは僕が実際に思うことです。強いと言って頂けるのは嬉しいです。逆にいうと精神的なガイジンの状況下では生きられないということですけどね。だからちょっとシニカルな考えでもあると思います。

  • 此処、まだ書き込んでいなくて良かったです! このたびは『人形への小夜曲』に至上のレビューを賜りまして、本当に有難うございました。『硝子ケースに守られ、お互いを想う優しさだけで成り立っていた母と子のエピソードと、物語が進行する部分とが巧みにリンク』している点に御注目いただけましたこと、ラストを『ホ長調』に感じ取ってもらえましたこと、柊さんの感性と表現力を敬うばかりです。
    『心の特効薬』という御言葉、光栄でした。現実世界の特効薬なり鎮痛薬は、すぐに効き目が切れてしまいますけれど、小説という形で残された鎮痛薬は永遠ですね❤

    ノートを拝読しまして『歌に没頭するというよりも「私を見て」というサインを体じゅうから発散している』歌手の姿が見えたようでした。日本にセカオワ(セカイノオワリ)というバンドが在って、そのプロデューサーがヴォーカルに「そんなに感情込めたらダメだよ。そんなに叫びそうになってたら、君がそれを正しいと思って叫んでるみたいじゃん。ただ思っているだけなんだったら、もっと抑えて歌わなきゃダメ」と言ったエピソードを思い出しました。
    柊さんの御体調が回復しますよう、微力ながら祈っております。
    つまらない質問ですが、お粥、お好きですか? フランスではお米の文化がないでしょうか? 身体に優しいものを召し上がってくださいね。失礼しました。

    作者からの返信

    ひいなさん、メッセージこちらに恐縮です。なんかコメント欄閉じちゃってかえってお気を遣わせてしまいました。ごめんなさい。レビュー、受け取って頂けて嬉しいです。こんな風に言ってもらえると本当に書いた甲斐があったと思います。ありがとうございます。

    日本のバンドのお話、含蓄がありますね。歌う女性は、声が響くのでちょっとそれもきついんですけど、歌っている姿の中に媚びが見えるのが苦手なのです。どうせ歌うなら一心不乱に歌って欲しいと思います。

    こちらにもお米はありますよ、色々。量を食べられるようになれば大丈夫です。ご心配下さってありがとうございます。
    それよりもコメントの返信で書かれていたひいなさんの目の方が心配ですよ。また繰り返すのは防ぎたいですね。知らず知らずのうちに無理をしているものです。たくさん書いて読んでおられると思うので、本当にお大事にしてください。

    編集済