あの人とひとつになれたら、あの大きなあったかい体に抱かれて眠れたら
ここは、紘一が先に初体験は済ませているからこその感想だなとも思います。なんていうか…紘一はベルバラが好きだったり乙女チックな部分はあるものの、男性ホルモンの変化の影響は受けていて…紘一らしい思春期の初恋だなという感じがするのです。
後半の描写は切ないです…。
作者からの返信
まさにそれを意識して書きました。肉体経験がなければもう少し観念的な思いになっていたでしょうね。
動物の雄としての肉体の部分と、心の中の乙女チックな(笑)憧れが微妙なバランスで成立しているような。本人にもコントロールできない思春期ならではの不安定さですね。
ジェレミー先生をどこか自分のもののように思っていたふしがあるので、その他大勢としての最後の授業がよけいに堪えたと思います。
紘一くんの恋心が、とてもエモーショナルで……ぎゅっと感情が締め付けられます。大好きな先生が居なくなると考えただけで、考えなくても、そのことが頭から離れず動揺して何も手に付かなさそう(T_T)
Jérémieは、やはり綺麗な綴りですね。「ジャルダン セクレ」も綺麗な表現です❤庭繋がりで、ドビュッシーの「Jardins sous la pluie」という曲を思い出しました。訳は「雨の庭」で合っているでしょうか??
作者からの返信
突然の最後の授業、呆然とするしかなかったでしょうね。
「雨の庭」窓から見える景色でしょうか。ドビュッシーということは結構情景描写な曲なのかな。
色々教えて下さりありがとうございます。
あああ。このタイミングでこの脅し。
週末は、最後に会えるのかなぁ。引っ越しても、文通くらいできるのかなぁ。紘一が壊れてしまわないか心配です。
作者からの返信
苦しいことがある時ってさらに追い打ちのように辛いことが重なったりしますよね。紘一のことをとても親身に心配して下さって、楠さんの優しさに感謝です。