ままならないけれど幸せ。

 2020/07/04/土。


 このエッセイを初めてから四日目にして、愛猫に変化があらわれた。

 なでなでの途中で、気まぐれを起こすようになったのだ。

 前は、ぼーっとおとなしくしてたのに。


 だから、百回撫でようとしても五十回で飽きられたり、十回で十分よってそぶりをされてしょんぼり。

 でも、PCの邪魔をするようになったの。

 一回、画面の前を通りすぎただけだけれども。


 それが明確な自己表出であったかどうか、確かめられないのでわからないけれども。

 ベッドの上に乗ってきたり、窓辺から枕にジャンプ&ダイブしたりと、猫生を楽しんでいるらしいので、それはそれでよいとする。

 あとは、百秒間、愛猫をストーキングしてみた。


 すると……おや、注目しているな、という顔を確かにする。

 見つめていると移動を始め、私の部屋にてエサ皿の前にお座りする。

 ごはんが欲しいのか。


 そのまえに、ちょっと遊びを教えてあげよう。

 私は残り二十秒に達した時点で、猫おやつのカリカリに手を伸ばしていた。

 百秒数え終えたら、小袋をパリッと開ける。


 そしてキャットタワーにさらさらっと分けて置く。

 すると、段差が激しくないところから食べ始めて後は知らん顔。

 ここに置いてあるよと、抱いて見せてやると、横着にも首を伸ばしてその場で食べようとするから、タワーの上に座らせてやった。


 すると……昨日かおとといに、おやつを置いてやった、てっぺんとハウスの中を覗きこんでいる。

 ははあ。

 知らんふりはしてるけれども、ちゃんと憶えているんだ。


 こんどはてっぺんとハウスにも、おやつを入れておいてあげようと思いました(作文?)

 というよりか、私は猫にかまけている時間が至高なので、今日はこれでお終い。

 今度は無制限で追い回そうかな。


 愛猫は、ちょっと気持ちが通じたかなと思うと、私をトイレに閉じ込めようとするので、ヤンデレかもしれないとは思う。

 個室から出ようとすると、ドアを脚で抑えて寝そべっているのだ。

 あのな。


 とってもかわいいけれど、とっても困るのよ!

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