大洋横断4

「動くな!怪しい動きをすれば容赦はしない」


機と鉄の筒状のものを向けてきた。


「な、なんだ貴様らは!こんなことをして我がキュミラン海軍がただではおかんぞ!」


「不審物がないか調べろ」


そういって乗り込んできた謎の人達が船の中をくまなく調べ始めた。

もちろん私たちの部屋も


「..........」


「なんですか?」


「いや、なんでもない失礼した」


そういって謎の人は部屋をでた。


「この娘狙いじゃなくてよかったぁ.....」


クロは未だに私にくっついている........可愛いなぁ

【俺も抱き着かれたいなぁ.........】

さっきから何なんだろこの声は........


そして全船室を調べたあと嵐のように去っていった


「いったい何者達だったんだろ...」


「わからねぇなぁ、だがよあいつらの船風向き気にしないで進んでるんだ」


「そうそう、帆もねぇしよぉ」


「魔法使ってるのかなぁ?それともあの船自体が魔道具とか?」


「まぁ、そうだろうなぁ」


考察してもよくわからない(この人達だれだっけ?)


「そういえば、お嬢ちゃんは狼人族のチビッ子連れてたよな?」


「そうですけどそれがどうかしましたか?」


「無事だったんだな....そういえば嬢ちゃんの名前は?」


「ただの冒険者です名乗る必要はありません」


「まぁ、言いたくないならいいんぜ。あ、俺の名前はケイブスだよろしくな」


「よろしくお願いします」


「ところで嬢ちゃんのランクはいくつよ?」


「Cランクです」


「Cランク⁉その年で俺と同じランクにいるのかよ.....」


「それほどでもないですよ」


「祝福でも持ってるのか?」


.......教えていいことと行けないことはわかっている、だが、ギフトなしでCランクに

のぼった女それも20代にもいかない少女がなっているのだから怪しまれるのは普通である。


「.......いいえ持ってないです」


「へぇ、すげぇなそりゃ。まぁ、お互い頑張ろうな」


「はい...そうですね」


いろいろあったがウール大陸に着くまでの日々は平和だった


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