日常④ お弁当。

うみ「ママちゃんと朝起こしてよー」



うみママ「いつも同じ時間に起こしてるわ」



うみ「その起こしたは自己満足です!わたしがリビングにきて初めて、起きた!になるのです」



うみママ「うみ、もう学校いく時間よ」



うみ「そうだ!行ってきまーす!」



うみママ「うみ、お弁当!」



うみ「1番の楽しみを忘れるところだった!」



うみママ「気をつけてね」



うみ「行ってきまーす!」



ソラ「そろそろ学校いくね」



ソラ母「はーい!」



ソラ「行ってきまーす」



ソラ母「宿題はもった?」



ソラ「もったよ」



ソラ母「教科書はある?」



ソラ「あるよ」



ソラ母「お弁当は持ったね!」



ソラ「もってる」



ソラ母「気をつけて!今日も良い日にするのよ!」



ソラ「はーい。行ってきまーす」



うみ「ソラくん今日もお弁当一緒に食べてあげるね」



ソラ「いつも一緒に食べてるみたいに聞こえるだろ」



うみ「何恥ずかしがってるの〜」



ソラ「恥ずかしがってない」



うみ「今日でソラくんとお別れだと思うと寂しい。だから一緒に食べてあげるの!」



ソラ「お別れっーーー」



うみ「わーー今日のお弁当すごい!ソラくんのは」



ソラ「…」



2人のお弁当にはメッセージが書いてあった、、、



「また少し大人になったうみへ。ママが作るお弁当をいつも残さず食べてくれてありがとう。当たり前のことだよと優しいうみは思うかもしれないけど、その当たり前がすごく嬉しいと思う人もいます。ママがそうです。いつもありがとう」



「ソラ。このお弁当はソラの苦手な食べ物だけで作ってます。残さず食べるのよ。苦手を克服したソラに会うのを家で楽しみに待っています。ファイト!」



うみ「…ママ……」



ソラ「学年最後のお弁当、、、最悪だ」



うみ「またソラくんと同じクラスがいいな」



ソラ「今回学年があがるだけで、クラス替えないよ」

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