応援コメント

第14話 【不和】」への応援コメント

  • 長持ちという言葉にちょっとこれまでの出来事を想像してしまいましたね……ガルムは反発しまくりですが、イリスさんの言葉は最もというか、本当にそれ以上に危険なことがありますものね💦💦
    ぶつかり合う二人の間で、ルシちゃんはオロオロしていますが…頑張って!(*´ω`*)

    作者からの返信

    # 蒼瑠璃さま

    コメントして頂き、ありがとうございます。
    いつも読んでくださって、たいへん励みになっております。

    『長持ち』のワードにお気づきになられるとは、お鋭い!
    おっしゃる通り、『長持ち』は今までの、そしてレシド帝国側の志願兵に対する扱い方が垣間見えるワードでした。

    そしてガルムとイリスの言い争いの根幹には、『過程vs結果』、もしくは『感情vs理性』の問題があるのではないかと、個人的には思っていたりします。

    ようは、ガルムはイリスの『事を強引に進めるやり方』が気に入らないんですね……。
    自分のあずかり知らないところで勝手に何かが決められて、それが最善で正しいからと押し付けられるのが嫌なんでしょう。
    反面、第三者の目線からすると、イリスの主張は正論に見える……でもまた、人はいつも理性的に何かを決めたりするわけでもない……そう言った側面での対立構図となっています。

    まあ、ルシとしてはトバッチリもいいとこですが……。(汗)

    それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!

  • なんと冒険者がいたのですね!
    どんどん登場人物が増えて物語が深まってきています。

    イリスとの亀裂が……(>_<)
    正論は暴力にもなりますからね。
    私もどちらかというと正論派の人間なのでなんとなく共感もするし、反面教師なもなるなぁと思いました。

    うまく軌道修正できるのか。続きも楽しみにしています!

    作者からの返信

    # 白藍京さま

    コメントして頂き、ありがとうございます。

    最初、ガルムたちが馬車で移送されてフォルザの壁を通る時、そこにけっこう大きい街が待ち構えているとの話が出ていました。

    あんな周りに何もない、辺境も辺境、果ての地に街があるのは、そこに駐屯している帝国軍第4師団のためでもありますが、許可証を持つ冒険者たちが壁の外への冒険に出ることにより、冒険者が集まって、その冒険者相手に商売をする人たちがまた集まってきて、その家族が移してきて……って具合に、大きな街となりました。

    (そしてそういう街が、複数存在しているという設定です)

    一方で、ガルムとイリスの摩擦は、おっしゃる通りに正論は、難しいから正論と言えるものではないかとも思います。
    (あくまでも個人的な意見として、です)

    イリスとガルムのそれぞれの事情とか、それを抜きにしても、当たり前のことを、当たり前のようにこなす事は、案外難しいものではないか……そう思う部分もあります。

    たとえば、早寝早起き、1日3食を決められた時間に、勉強の予習復習を毎日欠かさず、適度な運動も忘れずに……みたいな、小学生の生活計画表のようなものがあるとして、

    そんな誰もが知っていて、正しい事だとわかっていても、それをずっと守り通して生きていくことは、すごく難しく感じます。
    (ただ、自分の意志が弱いだけかもしれませんが。汗)

    ましてや、ガルムたちの場合、互いに過去の問題もありますし、それを押し通そうとする方法にも反感を覚えている状況ですから、二人の間にある溝は深まるばかりですね。(汗)

    それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!

    編集済
  • 冒険者! この世界にも冒険者がいましたか。
    しかも壁を越えて死者の森まで行くとは、昨今の作品に多いモンスター狩りを生業とする冒険者ではなく、本当に未知の世界を切り開いていく感じの正統派冒険者のようですね。ロマンを感じます。

    しかしガルムとイリスの仲は(主にガルムの気持ちの問題で)どんどんこじれていってしまいますね…… 汗
    イリスの言い分が正しいと理解しつつも、過去の確執がイリスに振り回される現在の自分の境遇を許せないというのは見てる側としても辛いものです。
    どこかでブレイクスルーがあることを期待しつつ、続きも楽しみに待たせていただきます!

    作者からの返信

    # スーパー野菜人さま

    コメントして頂き、ありがとうございます。

    まず冒険者の事ですが、おっしゃる通り、フォルザの壁を拠点にしている冒険者たちは、一般的なファンタジー世界の冒険者とはちょっと違うタイプかもしれません。

    フォルザの壁を活動拠点にしている冒険者たちは、大きくわけて二つの部類が存在します。
    この《辺境の歌》の2話で、エダンが言っていたように、珍しい素材を取りに行ってそれを売って生活する一般的な部類と、レシド帝国によって依頼されて『魔界の領域の地図作りと、生態調査』のために動く冒険者たちです。

    (一方で、アジール大陸の内側では、冒険者ギルドを初め、普通の冒険者もありますが、本編や、《亡国の騎士とユリカゴの少女》にも言及されているように、そもそもアジール大陸の内側ではそう魔物の類が多くないうえに、凶暴でもない場合が多い為、魔物を狩って生活する冒険者は少なかったりします)

    そしてガルムとイリスの関係は、ますます悪化していきますね。

    過去の問題はもちろん、生き方や考え方が決定的に反りが合わない二人だから、関係の修復はなかなか難しい状況にあります。(汗)

    それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!

    編集済
  • こんにちは、冬野未明様。御作を読みました。
    まず私の前回のコメントですが、ややこしい書き方をして申し訳ないです。

    イリスちゃんの「自身の能力を十全に発揮できて充実してそう」を「楽しそうで何よりです」。
    ゼラドさんの能力がある故に、敵の脅威を際立たせる役目(キン肉マンのテリーマンとか、ドラゴンボールのベジータとか)になってしまっているのを、驚き役と表現しました。
    言葉足らずだろうと反省しました。

    さて、予想通りに悪化しましたね。
    こういうイベントは難しいのですが、主人公であるガルムくんは、ハンドルを握っていて欲しいと思います。
    正しいのはイリスちゃんの方であり、成長を前提としているのはわかるのですが、だからこそ主人公は巻き込まれているのではなく、自分がコントロールに向かうことで盛り上がると思うのです。
    続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

    # 上野文さま

    コメントして頂き、ありがとうございます。
    そして長文の感想を残してくださって、本当に光栄です!

    まず、前回のコメントですが、比喩として『楽しそう』って意味ではないかと、私も思ってはいましたが、「あ、ちょっと待って、本当は彼女……心の奥では無意識に状況を楽しんでいるのではないのかな?」とか、思った部分もありまして、そういうお返事を残しました。

    そしてゼラドの関しては、私も再び前回の話を読み返してみましたが、「あれ? ゼラドが驚いている部分とかあったかな? 驚いて(それに加え、格闘漫画とかでの解説役)いるのは主にガルムの方では?」と思いまして、そうお返事を残した次第でした。

    むしろ、私がしたお返事のせいで混乱を招いてしまい、こちらこそすみませんでした。(涙)

    そして今回の話については、おっしゃる通り、主人公ならば! ガルムがしっかりして欲しい……という気持ち、私にもわかります。

    あ……でも、これ以上は、今は何を喋っても、今後の展開に対するネタバレにしかならないと思いますので、ぐっと堪えることにします。

    もう少し話が進んだら(だいたい4~5話くらいですかね)、それについても語れると思いますので、そこまでは我慢しておきます。(汗)

    それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!

    編集済
  • うーん、イリスの気持ちもわかるし、ガルムも気持ちもわかるし、難しいですね💦

    イリスはきっと、自分だけが強くてもダメだと分かっていて、みんなを引っ張っていこうと思う気持ちがあるからこそ、一番みんなが生存できる可能性が見いだせる道を選んだのではないかと思うのですが、それがなかなかみんなに伝わってない感じがします。言い方がキツイし、みんなとコミュニケーションを取る気もないので……💦

    イリスは強さ的にはリーダーとして申し分ないのですが、このままだとみんなついてこないのではないかと心配になりますね💦
    もう少しみんなをフォローもすべきかと……

    作者からの返信

    # 相枝静花さま

    コメントして頂き、ありがとうございます。

    そしていつも気にかけてくださって、大変励みになっています!

    まず、イリスについて、いろいろ考えてくださって光栄です。
    おっしゃる通り、イリスは強引に事を進めようとしていますね。
    彼女自身の心のうちを、私からあれよこれよと、全部解説しては興醒めなところがあると思いますので、直接的なコメントは控えることにします。(汗)

    ただ、未だにイリスが、『なぜ、フォルザの壁に来ることになったのか』ってところが明確ではないのが、彼女の行動に対して首を傾げてしまう理由の一つではないかと思います。

    この物語はガルムの一人称視点ですので、どうしても情報量自体に偏りと、制限があります。
    今のところ、イリスは過去、自分の国(コスタ)がレシド帝国に占領された後から、独立戦争を繰り広げていたが、結局捕まってフォルザの壁に移送されてきた……って情報しかない状態です。

    でも、イリスがどういう経緯で帝国に捕まり、どんな理由でよりにもよってフォルザの壁に来ることになったか……そこがわからないのが、彼女の行動に不安を感じさせる原因ではないかと思います。

    そして、そのあたりの事情は、後々話の中で出てくることになります。

    それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!

    編集済