少年の赤い目は孤独の徴? 否、能力を秘めて躍進していく徴。

主人公は12歳の少年・阿曽(あそ)。
気付けば独りで暮らしていた彼。
過去の記憶を持ちません。

或る日、何ものかに生命を狙われたことを機に暮らしていた森を離れます。
そして、兄のように温かい仲間に巡り逢い、
「自分」以外の者を守り、強くなりたいという心が芽生えます。

高天原と黄泉の国とこの世を舞台に、阿曽少年の躍進が始まります。
舞台には「桃太郎伝説」と「日本神話」のディティールが挟み込まれています。
和風ファンタジーがお好きな御方は、きっと嵌まるでしょう。是非、どうぞ!

その他のおすすめレビュー

宵澤ひいなさんの他のおすすめレビュー271