いってらっしゃい

三千世界とはなんだろうか。僕たち一人一人がもっている世界なのだろうか。世界はごくわずかな時間、他の世界と交わることがある。物語をつくる者ならその世界はいくつもあるのだろう。
あの人と交わることのできた世界は幸せな時であったのだ。
なくなってはじめてそれは貴重な時間であったのだと気づく。
あの人が決めたなら僕はいってらっしゃいと言うのが精一杯です。
これらの詩は僕たちの言葉にしにくい気持ちを素晴らしい感性によって「詩」にしてくれています。

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