第7話 夢の国までの道のり

朝6時、先生が生徒の人数を確認して、学校を出発する。

徒歩15分程度の駅に移動し、電車に乗る。

電車の席は自由だが、ある程度のグループは出来てるので、グループで固まってる。

席が4席しかないので5人のグループは1人余るので余った子は可哀想に1人立っている、誰も席を譲ろうともしないし、会話に話されてる。

目的地まで、約3時間ぐらいかかると思うのだが、そのまま3時間も立ちっぱなしはキツそうだ。

あのグループは5人で仲良くしてると思ったが、意外とそんな事無いのかもしれない。


僕は前に自由の時の行動グループに入れてもらった彼らのグループに入ってる4人だから、電車の席は誰もはみ出ない。

幸せだ、話の輪にも入れてる。

自分が相手を不快に思わせてないかだけが心配だが。

1時間程たった時、ふとさっきのグループを見るとグループは4人になっている。

さっきまで5人だったが、もしかしたらグループを抜けたのか?よく見るとさっきまで立っていた子が、席に座っている。

誰か1人が席を譲ったのか?

でも、それだと誰か1人は立ってないと行けないし....


するとグループの1人が帰ってきてる。

トイレに行っていたのだ。

グループの1人は少し怒っているが、他の4人は笑っている。

仲がいいのか、良くないのか分からないが。

あのグループはなんかの事件が起きたりすると壊れそうだな。


そんな事を考えてる内に彼らは彼と彼女がヤったヤってないの話になっていた。

彼らは彼と仲がいいから、そう言う話になるのは当たり前か。


お題が変わったのもあれだが、そう言う個人的に心臓と言うか、心が傷むお題はとても辛いし、話に入りずらい。


なんか、こう、心が落ちていくと言うか、どんどん黒くなっていくと言うか。

物理で、いっぱいタバコ吸った人の肺みたいな感じに心臓が、なっていく気がして...


そんなこんなで無事目的地まで付いた。

さて、修学旅行の始まりだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る