第4話 龍眼(たつのめ)にて

 「輝宮かぐのみや様、ようこそおいでなされました。龍眼たつのめの長、辰彦でございます。」

 どっしりとした印象の郷長はなんだか目つきが鋭かった。なんとなく値踏みされているような気配を感じる。もちろん私ではなく主が。

 「北の神気の滞るを憂いて、今上が私をお遣わしになった。この神気の滞りを解くために協力願いたい。」

 龍眼たつのめの長はギロリと眼を動かした。

 「承りましたが、具体的にはどのような協力をお望みでしょう。」

 なんだろう、敵意とまで言っちゃうと言いすぎかもしれないけれど、なんだか隔意を感じるような気がする。

 「まず、『龍眼たつのめが開く』という事について伺いたい。それはいかなる事象を表すのか。」

 すっと、龍眼たつのめの長の眼差しが鋭くなる。

 「…それは我が郷の至宝にまつわる事象。今上はどのような意図をお持ちか。」

 龍眼たつのめの至宝?

 「いや、なんの他意もない。刈津にて調べて現れた事だ。至宝に関わるとはどういう事か。」

 主の背は綺麗に伸びて、当たり前のように話している。

 「…つまらぬ事を申し上げた。なんであれ調べられるがよかろう。かぐの御子を妨げるものなどおりませぬ。」

 私達は長のたちの離れに案内された。

 「なんだ、あれは。」

 当たり前に対応しているみたいに見えたけど、どうやら主も驚いていたらしい。それにしても会ったこともない遠方の豪族の長に、主が嫌われそうなことといえば、やっぱり女性関係だろうか。例えば龍眼たつのめの采女に手を出したとか。

 「今は龍眼たつのめから采女はきていない。だからそういう疑いの目をむけるな。」

 ちがったらしい。これしかないと思ったのだけど。

 隔意があるかどうかはともかく、離れはよく整えられていた。

 大きな火桶にはよく炭が熾り、厚い畳の上には毛皮や敷物が敷かれている。ここまでまとってきた皮衣かわごろもは、すでに衣桁にかけられていた。

 火桶に、薫餌をくべる。

 薫餌をくべて結界を張る。

 主に慕いよる神霊たちが、薫餌から意をくんで私達を隠してくれる。例えば離れの内を窺う術者や式があっても、覗くのは難しいはずだ。

 「龍眼の至宝か…龍眼と言えばまず黄玉と金蓮華だが。」

 黄玉というのは鮮やかな黄色の玉で、がしらの玉の中でも特に喜ばれる品の一つだ。大きな物は珍しく、主も参内する時につける石帯についた小指の爪ほどの一対しか持っていない。

 金蓮華は乾かして煎じたものが白内障しろそこひの治療に使われるのだったと思う。白内障は煌にあてられて患うとも言われる病だから、金蓮華は京ではもてはやされていた。

 どちらも龍眼の産だとは知らなかったけれど。そもそも龍眼という名自体が今回初めて知ったのだから当たり前だ。むしろ主は良く知っていると思う。

 「各地の貢物の集計の手伝いもしているからな。弥生臣やよいのおみやニノ兄上は人使いが荒くて困る。」

 弥生臣はお顔しか存じあげないけれど、第二皇子様なら何度かお話したこともある。乙姫様の姉君である津宮の大姫様を妃となさっているからだ。

 お二人の間には姫君が生まれておいでになって、第二皇子様はその姫君を溺愛なさっておられる。

 「とにかく、がしらの貢物の中でも特に重視されているのが龍眼の黄玉と金蓮華だ。

 同時に京が多くの金蓮華を買い上げる事が龍眼を支えている。今年は確かにひどいが、ここは元々夏でも雪の残る土地だ。育てる事の出来る作物は限られるし、食料を他から買い入れなければ成立しない。」

 なのに、さっきの長の態度はおかしくないだろうか。やっぱり、主はなにかやらかしたんじゃないのかなあ。主がやらかしそうっていうとやっぱり女性関係…

 「いいか、本当に何もやってないし、誰にも手を出してないからな。龍眼の采女が最後に宮廷にいたのは俺が生まれた頃だ。さすがにない。」

 そうかなあ。だって龍眼の采女の動向まで知ってるのがもう変だと思うもの。朝廷に采女なんていくらでもいるのに。

 「前に最も遠いところから来ている采女は誰だって、若い公達の間で話題になったんだ。采女を出す土地で一番北にあるのが龍眼だったんだが采女は俺が生まれた頃に里に戻った一人が最後で、それ以降は出ていなかった。それで一番遠いのは此花の采女だって話になったんだ。」

 此花の采女なら知っている。しばらく主が通っていたから。あれはそういうきっかけがあったのか。

 でも、それじゃあどうして龍眼の長はあんなに隔意を見せてくるのだろう。

 「好きにしろと言うのだから、とりあえず郷を歩いて見るか。」

 日吉が、持ってきた荷の処理はしてくれている。むしろ手出しをしたら邪魔になりそうだ。

 私は衣桁から皮衣を外して主に着せかけた。



 煌の強い主は隠密には向かない。存在するだけで闇夜の松明ほどに目立つ。それも衛士が門前にあかあかと焚くたぐいの松明だ。

 だから郷を歩き回ったりしたら、すごく目立つだろうなとは思っていたけれど、実際には想像よりもさらに目立った。

 「美しい刺繍だ。そなたたちが縫ったのか?」

 まず集まっている女たちを見つけて近づくと、その手元を覗き込んで話しかけた。 

 女達から小さく悲鳴が上がる。若い娘たちではない。どちらかというと年輩の女たちだ。

 「京では皮のような固いものにこのように巧みな刺繍をしてあるのを見たことがない。素晴らしいものだと感心していたのだ。」

 女達の戸惑いには構わずに、主はぐいぐい押してゆく。本人がどこまで自覚しているかわからないが、煌もいつもより多めに放っている。私は薫餌を焚いている釣り香炉に、そっと薫餌を足した。今の主は全開で神霊をおびき寄せる灯台のようなものだ。ちょっとは抑えておかないと。

 女達はたちの庇の戸を開いて集まって、刺繍した皮を持ち寄り、検めているようだった。

 「冬が長いですし、寒いですから。皆、手仕事はいたします。」

 女達の一人がおずおずと答える。

 「それではこれは冬の間に?」

 主が優しく笑む。

 あまりに優しい笑みなのが私から見れば胡散臭い。

 「いいえ。これは春からこっちで縫ったんです。今年はいつまでも雪が深くて、玉も金蓮華も採れないもんだから。」

 さっきとは別の女が答える。

 「ではこれは売り物なのか。これだけの品だ、皆素晴らしい稼ぎ手なのだな。」

 主がそう言うと皆、照れくさそうに笑った。

 「黄玉程はとても。でも黄玉は龍眼(たつのめ)が開かねえととれんから。」

 「金蓮華も龍眼の開く間のもんですから。龍眼が開かねぇとどうしようも。」

 どうやら「龍眼が開く」というは、郷の中では秘密でもなんでもないらしい。むしろ当たり前の現象として扱われているらしいのが判る。まるで「春には桜が咲く」とでもいうような。

 「龍眼は偉大だな。さすがはこの郷の名となるだけはある。しかし龍眼が開かないというような事は今までにもある事なのか?」

 主の問に、皆不安そうに顔を見合わせた。

 「いんや、私らは知らねえです。」

 「でも、タキ婆さまは子供の頃にあったって。」

 「そんで、そん時は一度ですまなかったって言うんですよ。龍眼が開くのに五年もかかったって。」

 「一年、二年ぐれえなら郷の蓄えもありますけど、五年はとても。」

 不安を抱えていたのだろう。一人が言えば次々と訴えてくる。

 「今上も北の神気の滞りは憂いておられる。そのために私を遣わされたのだから。」

 これは嘘でもないけど本当でもない。だって龍眼の話がわかったのは、刈津でのことなのだもの。

 ほぉっと女達が息をつく。

 「…でも…」

 一人の、そろそろ孫のあろうかという女が口を開いた。

 「今上は、はつねちゃんを返された人でしょう。」

 はつねちゃん?

 「すまぬ。はつね、というのは誰だ。」

 主が問うと、ちょっとためらうように女達が目を見合わせた。

 「はつねちゃんは長の妹で。」

 「昔、采女になったのに戻されたんです。」

 「なんだか御子を産んだとか産まないとかで…」

 采女って、主が言っていた郷に帰ってしまった龍眼の采女だろうか。

 「采女が子を連れて戻ったということか?」

 それならわかる。采女は基本的には今上に仕えるものだ。公卿を通わせたりすることもあるけれど、子を産めば采女を下りる。帝の子を産んだのなら嬪(みめ)となるし、他の公卿の子を産んだ場合はその公卿に下賜されるのが普通だ。

 しかし時に父のわからない子を産む采女もいて、その場合は子を連れて実家に戻ることになる。

 「いいえ、はつねちゃんは一人で戻りました。御子は置いて出てきたとか。」

 「今上の御子だとか聞きましたけど。」

 今上の御子を産んだ采女が郷に戻された?

 しかも御子を京に置いて。

 そんな事があるのだろうか。

 主は刺繍の女達から話を聞き出したあと、「タキ婆さま」の家に赴かれた。女の一人が案内してくれるという。あの「初音ちゃん」の話をした女だ。名をあとりと言った。

 「はつねちゃんは前の長のたった一人の娘で、今の長もそれは可愛がっていたんです。」

 道々、あとりは「はつね」の話をした。

 「年頃になって、采女として京に上りました。ここいらには珍しい綺麗な子だったんでもしかしたら帝の寵愛を受けるんじゃないかって噂してたら、何年かして戻ってきて。それがひどく窶れて怯えているもんだから、みんな驚いてしまって。帝の御子を産んだとかいう話もどこからか聞こえ来ましたけどはっきりしなくて。わからないまま今まで来てしまいました。」

 タキ婆さまは郷の外れに住んでいた。外れだがしっかりとした家で、周囲の雪もかいてある。

 「婆さまあ、タキ婆さまああ、おらっしゃるかあ。」

 あとりが呼ばわりながら戸をあけると、そこに老婆が座っていた。

 だいぶん薄くなった白髪をひっつめ、新しいしっかりとした袖なしの皮衣をまとっている。座っているのも毛皮を何枚か重ねた上だ。どうやらタキ婆さまは郷で尊重されているらしい。

 「婆さま、こちらは京の宮さまじゃ。婆さまの話を聞きたいそうじゃ。」

 あとりが声を張ってそういうと、老婆はゆっくりとうなずいた。

 「宮さま、なんのお話をいたしましょうか。」

 掠れた声は大きくはない。主は婆の座る側の床に腰掛けた。

 「龍眼が開かなかった夏の話を。」

 主もやや声を張ったが、婆様には聞こえにくかったらしい。側についたあとりが声を張って伝えてくれる。

 タキ婆さまとの会話は始終こんな感じだったけれど、意外なくらい記憶ははっきりとしていた。老人は古い記憶の方がはっきりと覚えているものだと、煌宮の婆どのが言っていたけれど、もしかしたらそういう事なのかもしれない。

 やはり、龍眼の開かない夏はしばらく続くのだそうだ。一度崩れた神気が調うのにそれだけの時間が必要なのだろう。

 主は細々と質問し、タキ婆さまの家を出る頃には、そろそろ暗くなりかけていた。

 



 実は龍眼の場所の当たりはついていた。郷の奥にひときわ強い神気を放つ場所があるからだ。

 強い神気なのだが北の神気というわけではない。それは京の淡海を思わせる神気だった。

 「北の神気を放っているわけではない、か。」

 主の手元には龍眼の郷の簡単な地図がある。地図の内容は郷の入り口から館、それからタキ婆さまの家へと主が自ら見て回る事で把握したものだ。主はそこに私が感じ取った龍眼(たつのめ)の方角を書き込んだ。

 「龍眼が北の神気を放っているわけではないということは、 龍眼が開く事で神気が動くのではなく、神気が動く事で龍眼が開くのだと見るべきなのだろうな。」

 では、北の神気を動かすのには、ここまで来たのは無駄だったのだろうか。

 「いや、そうでもない。まだもう少し見て回らなければ、わからないが。」

 主は何か考えついているらしい。

 次の日、主は私を供に本格的に龍眼の郷を歩き回った。

 龍眼の郷は低い丘に取り巻かれた場所にある。

 丘の切れ目が入り口で、入り口に近いところが郷の中心になっている場所のようだ。館は入り口から少し入った場所にあって、昨日女達が集まっていたように、郷人の集まる場所になっている。

 さらに奥の神気の濃い、おそらくは龍眼(たつのめ)のある場所を避けるように、郷は館(たち)の左右に広がる。歩いて見れば神気の濃い場所に木立を残して、取り巻くように郷が作られていた。

 昨日訪ねたタキ婆さまの家は館から見ると木立を右側に回り込んだところにある。

 郷は均一に広がっているわけでもない。

 タキ婆さまの家の辺りは他の家が少なく、もう少し歩くと再び家が増えてくる。さらに歩くとまた家が途切れ、それからまた増える。

 郷は概ね三つに分かれて木立を取り囲んでいた。

 私や主とは別行動で話を聞いてきてくれた日吉によれば、館の回りの集落は他の地域との交流や通商の場所で、タキ婆さまの家の向こうの集落は黄玉の採取や加工に関わる者が多いらしい。最後の一つは金蓮華の採取に関わる場所だそうで、それぞれに館(たち)の辺、玉作、蓮華と呼ばれているのだそうだ。

 主はどこでも積極的に郷人に話しかけた。主がきらきらしく目立っていれば、日吉はあまり目立たずに動ける。私は主について歩きながら、郷の神気の流れを見た。

 たぶん龍眼であろうと思われる中央の木立だけでなく、郷の神気の流れはちょっと京に似ている。京で淡海を取り巻いて種々の神気が循環するように、木立を神気が循環していた。まるで冬の神気で

木立から立ち上る神気を封印しているようでもある。

 どの郷でも鞣した皮や毛皮や布を雪に晒したりしていた。これらは普段なら冬の仕事なのだが、今年は雪が深いのでそのまま続けているらしい。

 「春やら夏の仕事をしようにも龍眼が開かねばなんとも。出来る事でもするよりないです。」

 皮を鞣していた男の一人がそう言った。

 毛皮も色々とあるようで、まず主の皮衣につかわれているような金狐の腹だけを集めたものが最上なのだそうだ。尻尾の先が黒い尾黒鼬も高く売れるらしい。私の皮衣(かわごろも)白い兎の毛皮だろうということだった。

男が鞣していたのは金毛ではない狐だ。

 「金毛はなかなかとれません。こいつは金毛ではないけれどなかなかいい毛皮です。」

 男はそう言うけれど、狐の毛皮は綺麗な黄色で、金と言っても通りそうだ。主がそう言うと男は笑って教えてくれた。

 金狐の背というのはむしろちょっと茶色くて、腹毛が金色なのだそうだ。背が黄色い普通の狐の腹は白いので、腹だけを集めれば白い毛皮になるという。触らせてもらうと、確かに背よりは腹のほうが柔らかくて手触りがいい。

 鹿は毛皮だけでなく普通に皮としてもつかわれているということだった。雄の大きな鹿などは毛皮よりも丈夫な皮として皮衣の表に使われるそうだ。

 「狐、兎なんかはいい毛皮が取れますがね、熊はあまり高く売れねえです。鹿は肉もうまいし皮もよく売れます。」

 皮を剥いだ肉は塩や味噌につけたり、干し肉にしたりするそうだ。男の好物は鹿の味噌漬けらしい。

 「炙ると飯にも酒にも合います。脂ののった鹿は美味いです。」

 京でも鹿は食べる。猪に比べれば脂がなくてあっさりしているのだが、男は脂ののった鹿と言った。鹿の種類が違うのだろうか。

  「いつもならとおに玉浚いにかかっている頃だけども、龍眼も開かんしどうしようもないです。」

 男はそう苦笑いをした。

 主が色々と興味を示したせいか、主あてに鹿の味噌漬けが届けられて夕餉に出た。

 主が私にも日吉にも下げ渡して下さったので食べてみると、京の鹿と違ってじわりとした脂の甘みを強く感じた。

 「がしらの鹿は大きくて太っています。鹿ばかりでなくてがしらの獣はそういうのが多いですな。」

 日吉はがしらにはあまり来たことがないそうだが、それでもそんな事を教えてくれた。刈津(かりのつ)の市でもがしらの干し肉は人気があるのだそうだ。

 「がしらに限らず北では冬場の干し肉を囲炉裏の上で乾かしますから、煙の風味がつくんですが、これがまた美味いんですよ。

 一応、主の食べ終わったあとに私と日吉はいただくのだが、声の出ない私相手でも、日吉は色々と話しかけてくる。聞いていて面白い話が多いので、話しかけられるのは楽しい。

 夕餉の後はそれぞれに聞いた話、見たものを話し合う。主は時々地図になにかを書き込んでいた。

 「社があるわけではないが、これならなんとかできるか。」

 外に出て星を見て方角を割り出し、郷の中心が確かに木立の中にある事を確認する。

 「川があれば都合が良かったのだが。」

 ちょっと目を眇めるようにして地図を見ておられるのに、日吉が声を上げた。

 「川ならあるようでございますよ。夏の間だけのようでございますが。」

 すっと指を伸ばし地図の上を示す。

 「おそらくこの木立から、こう。蓮華のあたりを貫いておりますね。むしろこの川があるからこそ蓮華が金蓮華の採取の関わるのではないかと。」

 主の目に納得がひらめく。

 「龍眼というのは水源か?」

 「おそらくは。」

 夏にしか働かない水源が開き、川が流れ出す事を龍眼が開くと表現する。

 私はちょっと首をかしげた。

 「どうした蜜月。」

 なんだろう。間違ってないような気はするんだけどピンとこない。単に水源と言っちゃうには神気が濃すぎる気がする。

 「確かに他にもなにかあるのかもしれません。水源というだけでは金蓮華はともかく黄玉と関わるのがわかりませぬ。」

 そうか。その問題もあった。

 「とりあえず川がある事がわかったなら今はそれで良い。なんとか形にするぞ。」

 主はそう言うと、策について説明を始めた。

 

 

 


 


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