でも待たされてるセリヌンティウス側の心理描写がに説得力があったり、"俺"とかいう異物が結果的に王を救ったり、走れメロスの二次創作として良質なのがムカつくんだよな……
最後まで読み切りました。俺のずっとボケ方が最高です。程よいくだけってこういう感じなんですね。私のはどこか硬くて、こういう短編書きたいなぁと思いました。
ゆるくて上手いギャグと、「俺」のピュアで柔らかい心に切なくなりながら読み進めると、「人の心の弱さ」そして「人を信じるとは」という真面目なメッセージにいつの間にかハメられていく。ラストは全ての人が穏や…続きを読む
磔にされ、身代わりとなってくれる友もなく、なんなら親兄妹もなく絶望的な状況下、暴君へ向けて"俺"は言った。「俺はアナタと友になり、アナタを身代わりにしたい」作中屈指の迷言にして名言である。…続きを読む
「走れメロス」のメロスが走っている部分を全てすっ飛ばすことで、美味しいところだけを抽出しその抽出した部分に「俺」という知らない食材をぶちこんで、ありとあらゆる調味料をぶっかけた怪作。唸る二刀流、…続きを読む
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