応援コメント

第1場 序曲——邂逅 (7)」への応援コメント

  • ロミオとジュリエットは実は、観たことがないのです。
    もちろんストーリーは知っているんですけど結末だけ知っているから観ないのでしょう。
    トリスタンとイゾルテは映画で観たんです。
    似て非なる感じだと思いました、女が悪いよが感想です。
    墓があるのは知らなかった。

    作者からの返信

    ロミオとジュリエット、一応、昔に読んだんです。なんか文庫本があったので。
    どうせ死ぬんだよな、というので、私も、ずっと読んでなくて。話が面白くて、ではなく、台詞回しが面白くて読み切った本です(だから私って……)

    トリスタンとイゾルデは、アーサー王伝説で読みましたが、私の結論では、トリスタンの叔父である王が悪です。絶対悪です。こやつ甥の心底から恋している女性を、会ったこともないのに話に聞いただけで自分の妻にしようと目論む。しかも甥が恋心いっぱいにキラキラしながらイゾルデを褒め称えているので、そんならワシの嫁にしたろ、ってなぁ、悪です。さらに、そのためにイゾルデのもとに真正面から求婚に行けば殺されるのが分かっていながら甥本人を使者にたてる。おまけに本人には破れない誓いを立てさせてから、イゾルデを王妃にするため連れてくるよう騎士の名誉にかけて行ってこい、ですよ。こいつ、最悪。おまけに娶ってからもずっと不貞を疑うし。いや、お前が横恋慕して強引に奪ったんだろうよ、糞王が。諸外国からも臆病者と謗られてるのに、なんでヤっちまわないんだトリスタン! と、思ってました。まあ、イゾルデの母が持たせた惚れ薬を二人と一頭が飲んじゃったのが余計に不味かったのですけど。
    ただ、白い手のイゾルデのほうは、〝女が悪いよ〟に当てはまりますかね。同名のイゾルデを夫に会わせたくなくて、夫を死なせたわけだし。気持ちはわかりますけどね。

    ジュリエットの墓は、言い伝えられてはいるのですけど、写真を見ると「違うんじゃね?」って思います。実際、修道女が洗濯槽として使用していたという話も「……まあ、シーツとか洗うには、いいかもしれないけど、水漏れしそう」くらいのものです。棺って、もっと、こう、装飾とかあるもんじゃないの、貴族だし。まあ、ティスベの墓と言われたら、「へぇー」と思ったかもしれません。なんていうか、ラッファエッロの墓とか先に見ちゃうと、ダメですね。