応援コメント

第1場 序曲——邂逅 (6)」への応援コメント

  • こう読んでいくと、音楽と宗教って確かに結びつくんだよなと改めて思いますね。
    今は音楽イコール自由みたいな風潮もあるけど、芸術が不自由な時代があったわけで、だからこそ主義主張を忍ばせる絵画や音楽にも、そんな意味を理解、探究する姿勢は今もなくならない、歴史を学ばないと芸術は語れないのかも知れないですね。

    作者からの返信

    桜雪さま
    いつも、ありがとうございます。返信が遅れて、申し訳ないです。


    そうですね。
    時代によって許されなかった表現(彫刻像の性器に葉っぱつけたり削ったり、赤子を犬猫に描き変えたり)とか、禁止されたこと(裸婦画、女性の歌唱)とか、作品そのものにも影響があるので、そこを理解してこそ味わえるものもあると思います。
    ただ、何の知識もなく触れたとしても、モーツァルトの楽譜から美しいと感じたり、ジョン・ウィリアムズの映画音楽に興奮したり、モネの絵を近くで観て驚いたりといった、まっさらな心が感じるものも、実はすごく重要なものを見抜く力があって、侮れない。そして、そういう感動から次世代の芸術が生まれることも多いので、それもまた面白い。
    知識を、感性を高める要因にできるのが、理想的なのかな、とは思います。