第1話

俺の朝はとても早い。なぜなら、毎朝ランニング、筋トレ、勉強の三つのメニューをこなしているからだ。

4:30 起床

↓ 顔を洗う

4:40 

↓ ランニング

5:20

↓ 筋トレ

6:00

↓ 勉強

7:20

↓ 朝食

7:30

7:40 登校

と言った感じだ。ちなみに俺には両親はいない。物心ついた時に亡くなり、今は親戚の柊さんの家に養子として迎えてもらった。俺の本当の名字は夏宮というらしいが正直どうでもいい。今一緒に住んでいる人たちこそが俺の家族なんだ。

とかなんとか自分のことを語っているうちに朝のメニューが全部終わってしまった。

「とりあえず、朝ごはん食べながら”アイツ”が来るのを待つか」

時刻は7:25分、俺はいつも幼なじみの女の子と学校に通っている。

「もうすぐ来るはずなんだが」

ピーンポーン

「来たか」

そう言いながら俺は玄関の鍵開けに行く。

ガチャ

「おはよう〜よいちゃん〜」 

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