デビルロード 魔王とか悪魔とかいるけど、異世界での敵は人間でした

かんた

設定集

登場人物紹介(ネタバレ注意)

西城智貴

 本作の主人公。高校二年生で召喚される。梓とは恋人関係。

 使用武器は弓と刀。得意な魔法は雷魔法。

 ルシファーの力を使う。権能は『傲慢』で、主には千里眼、過去視、未來視等が出来る。


川瀬梓

 智貴の恋人。高校二年生で召喚される。

 使用武器は苦無、手裏剣等、暗器のようなモノ。得意な魔法は闇魔法。

 アスモデウスの力を使う。権能は『色欲』。


藤原竜太

 高校三年生でサッカー部の元キャプテン、身体は七人の中で一番出来上がって     いる。

 使用武器は大剣。得意な魔法は地魔法。

 ベルゼブブの力を使う。権能は『暴食』。


鈴野美咲

 高校三年生でテニス部所属。リーダーシップがあり、他のメンツからもよく信頼を 寄せられる。

 使用武器は鞭。得意な魔法は風魔法。

 レヴィアタンの力を使う。権能は『嫉妬』。対峙する相手の能力等を自分にコピーして扱う。目の前に相手がいなければ使えないが、対複数の場合にはかなりの効果を発揮する。

 

西木結衣

 美咲と同じテニス部所属。七人の中では一番小柄で、学年も一年生で全員の後輩ポジション。基本いつも元気だが、繊細な行動が苦手。

 使用武器はハンマー。魔法は得意ではないが、辛うじて使えるのは水魔法。

 サタンの力を使う。権能は『憤怒』。怒りに呑まれることが条件となるが、身体能力が限界を超えて強化される。落ち着いたら解除されてしまう。


南健司

 高校二年生のバスケ部所属。智貴と梓とは幼馴染で小さいころからよく一緒に過ごしてきた。

 使用武器は刀。得意な魔法は火魔法。

 マモンの力を使う。権能は『強欲』。ありとあらゆるものを自分の許容できる範囲内で奪うことが出来る。


工藤拓也

 高校三年生で部活には所属はしていないものの、運動自体は苦手ではなく、細かいことも得意なので実はかなり多才。しかし、諦めも早く、中途半端になりがち。

 使用武器は両手槍。得意な魔法は無く、適正自体は全属性を使える。

 ベルフェゴールの力を使う。権能は『怠惰』。


ハロルド・ルロイ

 身長およそ二メートルで筋骨隆々の偉丈夫。作中での人間の中では最大サイズ。ユダリオン帝国内で帝国騎士団長をしており、近接戦闘では帝国一。豪快な性格をしているが、細かいことが苦手なわけではなく、特に戦闘に置いては正道のみならず邪道な、不意打ち、騙しなども得意。半面、魔法は苦手で、魔力を使って自身の身体を強化するぐらいにしか魔法を使わない。


リリー・クラウス

 ユダリオン帝国で魔法師団の団長をしている。身体はあまり大きくないが、その身 に宿す魔力は人間としては規格外で、その膨大な魔力とすべての魔法に対しての適性から帝国最強の名を欲しいままにしている。実は智貴たちと年齢自体はあまり変わらない。

 基本的にハロルドとコンビを組んで戦闘を行う。近接戦闘自体は強くは無いが、護身術程度の実力はある。


ブリジット・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国皇帝。野心に溢れ、今は魔族、エルフ、獣人たち亜人を滅ぼした後には他の人間の国も滅ぼそうと画策している。

 

アリシア・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第一皇女。兄弟の中では一番年上で、既に結婚している。子はまだいない。

 本人は強くは無いが、頭が切れるので使える手札をふんだんに使って敵を翻弄することが得意。実際にルール無用の戦いならば兄弟内では負けたことはない。

 人徳の天使、ラミエルの力を借りている。権能は『人徳』。自身の知っている人物から力を借りて自分のものとして使うことが出来る。しかし、借り物なのでオリジナルには及ばない。


ゴードン・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第一皇子。一番年上の男の皇族という事で、自分こそが次期皇帝と思っている。

 近接戦闘ではハロルドに次ぐ能力を持っていて、帝国軍大将の地位も持っている。なので、かなり自由に群を動員することが出来る。

 慈善の天使、ミカエルの力を借りている。権能は『慈善』。他社の欲することを読む。その力を昇華させて相手の心を読むことで戦闘に用いる。


アスター・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第二皇子。皇族内でも一番冷静で、よく周囲を見ている。効率主義で、既に政務に参加していい政策を打ち出してはいるが、あまりに効率重視しすぎるため帝国民からはあまり好かれてはいない。

 節制の天使、カシエルの力を借りている。権能は『節制』。無駄を全て省き最低限の労力で最大限の効果を引き出せるようになる。その力を周りへと影響させる場合は相手の力を最低限まで落とし込むことが出来る。


ルーカス・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第三皇子。優男。帝国民では珍しく、人種差別を是とせず、周囲の家族、帝国民に対して隔意を抱いている。しかし、動き出すまでは隠し通すため、信頼している人間にしかそのことをばらしていない。

 使用武器は片手で扱える程度の剣と、盾を用いている。得意な魔法は時魔法。

 謙虚の天使、ラファエルの力を借りている。権能は『謙虚』。


セシリア・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第二皇女。ルーカスとは双子で、一応は妹。外面はいい。年齢は17歳。外見もよく、皇族として帝国民に顔を出す際に一番頻繁に顔を出している。

 使用武器は短剣だが、あまり上手くはなく、基本的には魔法で戦っている。

 得意な魔法は空間魔法。智貴たちを召喚したのもセシリアで、空間魔法の使い手としてはかなりの熟練している。

 純潔の天使、ウリエルの力を借りている。権能は『純潔』。不純なものを純粋なものとして昇華させる。


アンリ・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第三皇女。アンネとは一卵性の双子で、アンリが一応は姉、という事になっている。容姿、体形などはそっくりで同じ髪型、服装をしていると家族でも見分けがつかなくなる。身体があまり大きくなく、力は無いが、その分速さはあるので二人がかりで速さで相手を翻弄することを得意としている。その代わり、一人だとあまり強くない。

 忍耐の天使、アズラエルの力を借りている。権能は『忍耐』。その名の通り、限界を超えて耐えることが出来る。更に双子で同じ力を共有していることで、衝撃等を二分して受けることで、生半可な攻撃で倒れることは無くなっている。


アンネ・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第四皇女。アンリの双子の妹。以下アンリの紹介文と同じ。


リック・エル・ユダリオン

 ユダリオン帝国第四皇子。一番年下ではあるが、才能自体は他の兄弟を凌ぐほど。身体がまだ出来上がっていないため、力関係では他の兄弟にかなうことはないのだが、魔法と思考で何とか裏をかいたりすることで戦えている。

 勤勉の天使、ガブリエルの力を借りている。権能は『勤勉』。ガブリエルの権能だけ他とは違っており、常に発動されているような状態で、これまでしてきた努力が最大限効果を発揮するようになっている。その効果は過去にも遡って表れていて、一番隙のない存在となっている。 


ルシファー

 傲慢の悪魔王。他の悪魔王たちの中でも、リーダーのような存在。智貴に対して適応したことで、動き始めるようになった。たまに智貴の身体に憑依して動くこともある。

 権能は『傲慢』で、虚飾も内包されている。

 「俺様に不可能は無い、出来ないこと、分からないことなどありえない。」


ベルゼブブ

 暴食の悪魔王。竜太に適応したことで動き始めるようになった。その名の通り、いつも何かを食べている。食べ物だけでなく、何でも食べる。

 権能は『暴食』。

 「世の全ては俺の食事だ。余すことなく喰らいつくす。」


マモン

 強欲の悪魔王。健司に適応したことで動き始めるようになった。分かりやすくいってしまえば、ジャイ〇ン。

 権能は『強欲』。物質、概念問わずに自らのものとする。

 「この世のものは全て俺のもの。見逃すことは許さない。」


アスモデウス

 色欲の悪魔王。梓に適応したことで動き始めるようになった。何よりも自らの快楽が優先。

 権能は『色欲』。

 「この世の全ては私の玩具。つまらないなら面白くしてあげる。」


サタン

 憤怒の悪魔王。結衣に適応したことで動き始めるようになった。悪魔の中で一番感情的。そして他とは違う部分のある存在。純粋な強さで行ったら悪魔内最強。

 権能は『憤怒』。

 「許せないものは許せない。感情のままに全てを破壊してやる。」


レヴィアタン

 嫉妬の悪魔王。美咲に適応したことで動き始めるようになった。実は一番自分のパートナーを気に入っている。

 権能は『嫉妬』。対峙する相手の能力、力等を全て模倣出来る。

 「私に出来ないことを出来るなんて妬ましい……。そんなの許せない。」


ベルフェゴール

 怠惰の悪魔王。拓也に適応して動き始めるようになった。その名の通り、全てに対して無気力、無関心。

 権能は『怠惰』。

 「何もせずにいたい。」


ユーリ

 エルフの青年。


リリス

 エルフの少女。帝国がエルフの集落に攻め入った際に数人の子供たちを連れて地下室へと逃げたことで捕まることなく隠れられた。

 智貴たちとともにドワーフの里へと逃げて保護されている。


ガルド

 ドワーフの里の長。THEドワーフ。


ミーシャ

 猫獣人の女の子。美咲に負けて懐いた。艶のある毛並みをしている。

ミーシャ父と獣王が仲が良く、小さいころからレオと仲良く過ごしてきたので、レオのことを兄のように思っている。


ミーシャ父

 猫獣人。ミーシャの父。実は獣人の国の宰相ポジションのお偉いさん。仕事をしない獣王にいつも困らされている。


ラオガー

 獅子の獣人。獣人の王。獣人の中で最強だが寄る年波には逆らえずぎっくり腰に怯えながら過ごしている。


レオ

 獣王ラオガーの息子。ラオガーと同じく獅子の獣人。筋骨隆々でハロルドよりもガタイがいい。美咲との決闘で負けて美咲に惚れ込んだ。モフモフ。


グラナード

 龍人。龍人の里の長の息子。内包する力は龍人の中でも最強。しかし強すぎたせいで子供の身体では耐えきれないと危惧した長たちに封印されていた。別に仲が悪いわけでもなく、自分を心配してくれてのことだと理解しているので恨んでいることも無い。


爺(龍人)

 グラナードが幼いころからの守役。過保護。


龍人の長

 グラナードの父。


マーリス

 魔王の娘で魔族四天王の一人。魔力に関して優れている魔族の中でも特に桁外れの魔力を有していて、魔法への知識も深いので魔法使いとしては最強。近接戦闘に関してはあまり得意ではない。

 得意な魔法は空間魔法だが、全属性の魔法も使える。


魔王

 魔族の王。親馬鹿。最近マーリスが反抗期気味になってきて一緒に寝てくれなくなって夜は一人で枕を濡らしている。


フレア・バーン

 魔族四天王の一人。戦いが好きだが、接近戦はあまり強くない。その反面、魔法、特に火魔法に関しては右に出るものがいないほどで、単純な火魔法だけでなく他の属性の魔法と混ぜて威力を上げる等、色々と研究している。


ムーナ

 魔族四天王の一人。サキュバスのような恰好、魅力的な外見をしてはいるが全くの無関係。魔法は得意ではないが、魔力を直接操作することに長けている。魔法使いにとっては天敵のような存在。魔力を物質のように硬化させることで、近接戦闘も可能にしている。


ゴラン

 魔族四天王の一人。筋肉。獣王と比べても遜色ないレベルの筋肉。魔力は多く持っているが魔法を使うのは苦手で身体強化、自己再生に魔力を使っている。正々堂々の戦いを好んでいる。筋肉至上主義。

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