ただのラブコメと思って読むと、確実にヤケドします!(体験談)

序盤の掛け合い漫才のような高速展開と、
九王沢さんの強烈だけど、どこかズレてて憎めないキャラ。

質問の答えを知らないふりでやり直させたり。
誘導尋問してみたり。
横浜湾が見えるお洒落バーより、串焼き屋を選んでみたり。
すべて絶妙なバランスで、カワイイです。すき。
(一歩間違えると、嫌味なキャラになりそう、、、)

そんな純粋培養で天然な九王沢さんに
掛け合い漫才のように四苦八苦する那智くん。
恋愛シーンと、おとぼけシーン、シリアス(お勉強)シーンを
行ったり来たりするラブコメ。


かと思いきや

九王沢さんが、単に面白がったりして彼と一緒にいるわけじゃない
というのが明らかになってきた頃から、物語は急加速。

14話というど真ん中での重要新キャラクター登場と、衝撃的なラスト。
いまだかつて、ここに着地するラブコメは見たことなかったです。

この線は序盤からはまったく予想できず、
とことん読者を楽しませようとする圧を感じました。
説明調の小難しいところも出てきますが、圧倒の文章力で読ませます。

あー面白かった。(本編28話まで読み終えた感想です)

あ、巨乳という設定の必然性はあんまり感じませんでした(笑)

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