設定がしっかりしていて場面を想像するのが楽しい

主人公達のいる娼館のルールをはじめ、貧民窟から絢爛豪華な王宮の様相まで丁寧に描写されるので、主人公のみている景色が想像でき、読んでいて楽しいです。
個人的には、饗宴シーンでの食事のマナーが面白くて好きです。
主人公の葛藤、皇帝の愛情、傷ついてきたΩ達、傲慢なαの客……各人の思惑と欲と愛憎がぶつかりあう様が生々しく、続きが気になって仕方ありません!

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