短編と偽った壮大なプロローグ

厳しい環境下で抑圧された生活の中、着実に力をつけていた主人公。
日陰でも感謝を忘れず美しく生きようとするヒロイン。

後半になってようやく胸躍る展開となり、心引き込まれたときにはお話が終わってしまいました。いえいえ、終わっていませんね。主人公を取り巻く人たちが生き生きと動き出したところです。

これは短編と偽った、壮大な長編へのプロローグです。良い作品になると確信しました。