物言わぬモノ

 中々に独創的でユニークなお話。物の擬人化それ自体は珍しくないが、本作は一種諦観した語り口調がある種の悲哀とおかしみを生む。などと考察していたら結構役得もあったようで、まあ、良かったなあ。