　では、四冊目！

　田中芳樹『創竜伝14　月への門』講談社

　こちら、わたしが十年程前に学校の文化祭の古本市で文庫13巻（だったかな？）を見付けてから集め続けて新刊を待ち続けていたシリーズ待望の14巻の文庫版です。

　わたしはマンガ家のCLAMPが大好きなのですが、最初に惹かれたのはそのCLAMPが表紙イラストを担当されていて飛びついたんですよね(笑)それから中身を読んで、これは面白い、と近所の書店や古書店で探し、取り寄せてもらって全巻揃えた記憶があります。

　東京に住む竜童四兄弟――始（はじめ）、続（つづく）、終（おわる）、余（あまる）。冗談のような名前ですが、冗談ではありません。

　彼らは生まれつき常人以上の能力を持ち合わせていましたが、その力を狙って悪者に狙われるようになります。その理由は、1巻から読んでいくと明らかになりますが……。

　まあ、兎に角強い。戦闘で負けなしです。

　本書『創竜伝』では、彼らが何者かを中心に、日本や世界で大暴れする物語です。ざっくりと説明すると。

　既に15巻で講談社ノベルズにて完結しましたが、それも去年のこと。わたしはこの文庫版をずーーーっと待っていました！

　ジャンルとしては現代ファンタジーかなと思いますが、歴史もありかも？

　中国史が好きな方も楽しめると思いますよ(≧▽≦)

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