応援コメント

第4話 現実」への応援コメント

  •  ようやく最後まで読むことができました。
     祖母から「戦中より戦後すぐのほうが物がなくてたいへんだった」という話を聞いたことがありますが、まさにそういった混乱期をよく現した話だと思いました。
     『泥中の蓮』という言葉から漂うロマン主義と、父兄長の枠のなかで虐げられる弱者(やや過激な受け取り方ですが)の構図が非常に哀しかったです。

    作者からの返信

    レビューありがとうございます。私の場合、戦中戦後の話を肉親から直接聞くことはなかったのですが、テレビや本、マンガで盛んに語られていた時代だったので、身近に感じていたようです。羊太郎の元ネタはバードマンなので、アニメパーマン本編でパーマンたちに次第になめられていく彼の悲哀が込められたキャラクターになっています。戦後の価値観の逆転に付いていけない家長というのも本作のテーマの1つですね。