とあるロボットの育児日記

地球が滅び、人が宇宙に進出して久しい時代、主人公のショウキは、とあるスクラップロボットの記録を読んでしまう。
それはライフ・セレクター。機体番号『〇三七』が、ある赤子を拾い、「ミーナ」と名付けたその子を育てた日記であった。

最初はいかにもロボット然とした無機質な記録だったのが、育児を通じてどんどん人間らしい育児日記に変わっていくのが見事でした。
ラストへの伏線の張り方も見事です。
是非ご一読を。