『16』
『約束された惨劇の舞台』タクラマカンホテル
・状況
石と砂しかないような砂漠のど真ん中にただ一軒そびえる、こちらでは珍しい五階建てのホテルです。
他に建物も草木もなく、水の補給ができるのはここだけです。
なので昼夜問わず、休憩や水を求めて立ち寄ることとなります。
仕方なく中に入ると既に幾人もの人たちが泊まっていますが、彼らは何者からの招待状により呼び寄せられたとわかります。また、キャラクターと同様に迷い込んだ探偵や事件記者などもいて、彼らから話を聞くと、このホテルの忌まわしい伝説について知ることができます。
・イベント
まず、ホテルに対して『銅のメダル』か相応の金銭を払うかどうかで宿泊客かバイトかが変わります。
そのどちらかが確定した段階で、第一の見立て殺人事件が発生します。
鍵のかかった完全密室、死因は外因性の出血死、容疑者複数、ホテルは疑心暗鬼に襲われます。
この時、宿泊客でありかつ「殺人鬼と一緒にいられるか!」と実質に閉じこもった場合はサクセスを、それ以外の場合はペナルティです。
なお、地下に井戸があるため、水はただでもらえますがそこへの立ち入りは禁止されていて、水は容器を渡して入れてもらう形式となっています。
・サクセス
外が大分と騒がしいのを除けば平和な半日を過ごすことができます。
そして静まり返ったころに部屋を出ると、自分たち以外に誰もおらず、ただ黒い液体にびっしょりと濡れた服だけが残されています。
なので思う存分、各種物資を漁り、補充して出発することができます。
・ペナルティ
探偵の推理や宿泊客の隠された共通点等が推理されますが、それらをぶった切って真犯人との戦闘となります。
※真犯人
明言はしませんが、白い肌に長い牙の吸血鬼です。
アンデッド属性で体を霧に変える能力を持ち、隙間から出入りすることで密室を作り出します。単独犯で、動機は食欲、ライバルを増やさないために噛みません。
物理攻撃はほぼ無効ですが、炎や塩などでダメージを与えることができます。
また、食べる気はあっても戦う気はないので、身の危険を感じたら逃げますが、探されると防衛本能から反撃してきます。
太陽光には当然弱く、時間が昼間ならば外に出た段階で生き残れますが、夜ならば完全勝利しない限り安全は訪れません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます