『10』

『ゴミの行き着く先』ゴミ谷沼


・状況


みすぼらしい格好の人が数人いるかいないかという寂しい場所、岩肌と枯れ木が並ぶ坂道を登っていくと悪臭が漂ってきます。

そして坂道を登りきると飛び舞う蠅、走り駆けるゴキブリ、それらを養う大量のゴミと排せつ物が沼のようにたまっています。

どうやら元は谷だった場所に後先考えずに貯め続けた結果、このような地形になったと推察できます。

あまり具体的に表現したくない沼の上には比較的踏んでも綺麗そうな木箱などが浮かんでいて、どうやらその上を渡って先へ進むようになっているようです。


・イベント


木箱の浮島を渡り、対岸へと向かいます。

木箱はそれなりに大きく、あまり動かず、風もないため飛び移ること自体は簡単です。また沼の水も底が浅く、そこの泥の上に乗っているため、飛び乗っても沈むまでゆっくりです。

ただし木箱も腐っているため、目安として体重が合計100㎏以上が乗ると沈んで傾き、落ちる事になります。

その他、害虫や悪臭などにより沈み、落ちることになればペナルティ、無事渡り切れればサクセスです。


・サクセス


無事移動できます。

足の裏が汚れた以外に目立った汚れは尽きません。

しかし鼻に残った悪臭により食欲が減退し、食事をとらなくて済みます。


・ペナルティ


全身どっぷりつかり、しかもそこが粘液なため、位置によっては普通におぼれ死にます。

辛うじて助かったとしても、衣服含めて全部が汚染され、食料は全て使い物にならなくなります。その他も汚染され、臭いが染み付き、物によっては腐ります。

そして周囲には体を洗えそうな場所がなく、この先体を清めるまでの間、対人関係のイベント全てが良くない結果となります。

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