『4』

『酒場』べろべろ亭


・状況


朝昼晩関係なく酒臭い酒場です。

未成年だろうが無一文だろうが禁酒の誓いを結んでようが、客引きにより問答無用で中に引きずり込まれます。

中は薄暗く、所狭しと腐った酔っ払いが転がってます。

因みに、出されてる酒は高純度のメチルアルコールです。


・イベント


当然のように酔っ払いどもに絡まれます。

コミュニケーションは成り立ちません。

キャラクターが老若男女何者であってもお尻を触られ、露骨にセクハラしてきます。

下手に逆らって逃げ出そうとすると戦闘になります。

この戦闘に敗北するか、お酒を一杯飲むとペナルティ、上手く言いくるめてのらりくらりとかわせればサクセスです。

※酔っ払い

でっぷりと太り、歯が抜け、汚く臭いです。男だけじゃなく女もいます。

酔ってて痛みに鈍く、手足を折ったぐらいでは止まりません。

酩酊しているため平衡感覚などが狂ってます。


・サクセス


一定時間後、店内の全員が酔いつぶれます。

お代は結構ですとの言質を取っているので無銭飲食可能です。メチルアルコールも入手可能です。お弁当に使えそうなのは『干し肉』だけです。

その気になれば酔っ払いどもからわずかな身ぐるみをはぎ取れます。


・ペナルティ


酔います。

前後の記憶がないです。

二日酔いは個人の体質によります。

そして目覚めるとここからサイコロを一回振った先のマスで目を覚まします(通常の移動扱いです)。当然、身ぐるみは剥がされてます。

その際、すぐ横で名前も知らない誰かさんが同じように寝ていますが、その人は昨晩結婚した伴侶です。

年齢制限や重婚などは全て無視され、書類手続き上、正式に結婚しており、別れるには離婚の手続きが必要となります。

その際に宗教上のあれこれや財産の分与などで揉めるため、ダイスロール分の日数が消費されます。

別れないのであれば、これからの旅についてきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る