「少年は王ゆえに、己にすら牙をむく!ラストまで圧巻です。」

前作をしっかりと踏まえた第二弾!
本当にずしりと読みごたえがあり、「誰しもが、絶対に1人では生きてはいけない」というこの台詞が心に突き刺さりました。
過去があり、現在があって、未来がある。
こんな当たり前の時の流れに命懸けで飛び込んで行き、護るために抗い、傷つき、それでも皆をもれなく救いきるために諦めなかった主人公。その核となっている魂の強さと愛の深さに涙がこぼれました。
前作では明かされていなかった伏線の回収が、後半一気にたたみかけてきて、真の敵との会敵、真実の暴露へとつながっていきます。
そして、今よりもっと日本の神様達が好きになってしまうかも!
一読の価値は大いにあり!オススメです!
続編・番外編に期待しつつ、良い物語を書いていただき、本当にありがとうございました。作者様に感謝します!