第28話 信念と本心 理性と本能

いままでの菜々子には確かに信念というものが存在したが 今はどうだろう、、、、

いい加減疲れたよね。

なんの気力もないまま帰宅途中 派手に転ぶ!自転車も体もボロボロだった。

連勤の祟りか…。


気合いだけでは生きられないと知った菜々子には明日からの研修が待っていた。

とうとう この日が来た。本日 夜勤明け!

研修の翌日は日勤!理性と本能は共存させることが出来ない。

理性とは上辺だけだろう。本能こそが真実。

休みまで後2週間!前の休みは いつだったかな、、、、覚えていない。


でもね 突っ走るしかないんだよ!

頑張りたくても頑張れないこともある…

そんな時は シャワーで全てを洗い流すことにしている。ひとつの事に縛られるのは

菜々子の人生には余分な事だった。

自分しか信じられなくなった菜々子、、、

人間不信に陥った菜々子!


何があったか…菜々子しか知らない事実だった。ただ言えるのは この先も弱音は吐かないだろうということ 例え思っても…。

限界はないと信じたいだけだった。

疲れても疲れても めげないと決めた菜々子はこの瞬間を一生 忘れることはないだろう。

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