第16話 ■特別棟トイレ2

■特別棟トイレ2


藤木が手を叩くと彼女達はトイレットペーパーを手にとり、次の指示を待つようにこちらをみている。

「拭いてやりたいやつはいるか?」藤木は僕ににやけながら問うた。

僕は小さく頷き、左端の小柄な生徒を指出した。彼女はこんがりと焼けた健康的な肌をしていたのでおそらく運動部だろう事は予測はついたが、両ひざに張られた薄ピンクの下着のクロッチ部分は、うっすらと変色していて、陰毛は以外にも濃かったが、それが僕にとっては丁度よかった。

「おい、中島自己紹介しろ」藤木の言葉に笑顔でうなずき

「はいっ!中島アンリ1年1組、陸上部です。身長158cm41kgえっと胸はCカップです。好きな食べ物はプリンです。。先生にわざわざ拭いていただき嬉しいです。。ありがとうございます。。」

彼女はお礼を言った後に、自らでトイレットペーパーを丸め、僕に手渡し立ち上がった。

僕は彼女を下から覗き込むようにしゃがみこむと、ツーンと鼻をつくにおいが高揚感に代わりいく、自分の未知なる性癖を探り当てた気持ちのまま、

僕はゆっくりと彼女の股に手を当てた。

ティッシュ越しからでもわかる陰毛の感触や、ヒダや筋の感触に神経を集中させて、丁寧に丁寧に拭き取った。

「きれいになったかな?」などといって僕も中島の恥部を覗き込み、

日焼け跡した肌とは対照的な、一切陽に焼けてない白肌から生える剛毛を観察した。

その様子を藤木に見られることに既に抵抗は無かった。藤木は

「中島、気に入ってもらえたようだな。よかったな。じゃあ下着を履いていいぞ。そして解散」

中島以外の生徒はどうやら立ち上がり下着をあげているようだった。

「ありがとうございました!!」というしっかりとした礼を言った生徒達は、トイレを後にした。

中島は下着をあげずに、その場で下着を脱ぎだした。

「もしよろしければお近づきのしるしに・・・」彼女は脱いだばかりの下着を僕に手渡した。僕がそれを手に取ってしまうと「ありがとうございましたっ!!、失礼しますっ!!」といってトイレから出ていた。

「お前のクラスもちゃんと調教してるのか?今度はお前のクラスの風景も見に行きたいなー。まぁ、この調教結果は来年の俺たちの昇給にも関係するらしいし、しっかりな。お前のことだから生ぬるい調教してるんじゃないかと思って心配して見せてやったんだよ。」

僕はこれまでの出来事を正確に処理することと、記憶することに脳内のメモリは全て使われてしまっていたので何も言葉が出なかった。

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