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第6話 文化の違い(1)」への応援コメント


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    おお…う。料理を手づかみで食べるところが、芸が細かいですね。

    中世のヨーロッパにフォークとナイフで食べる習慣ないですもんね💦

    その一方で水質が良くないフランスでは、ワインは水みたいなものだったのかな?まぁ、水みたいなものから超高級品までぴんきりだったと記憶しています。うろ覚えですが。

    この世界では、ワインが王族にとっても超高級品なのですね

    →その辺の事情をうすうす知ってたら、感心しますけど…知らない人は読み飛ばすでしょうね💦僕は、〝戦国時代に宗教や産業を広めたら、モテウハでした〜俺、ルイス・フロイスなんですけど〟って作品も書いていて、調べたことがあるから、たまたま知ってただけで…

    作者からの返信

    アサシン様、コメントありがとうございます😊
    中世ヨーロッパ貴族の常識、ルナティア貴族の常識、そして現代日本人の常識。この乖離を描く意図を込めたシーンでした。

    ヨーロッパは河川勾配が大変に緩く、また地盤を長い時間かけて通るため、水の硬度が高い(硬水)という地理的特徴があります。
    生の水はとても飲めないので、ワインなどに加工したのは言うまでもありません。

    これに対して、王都は大きな火山の麓にあり、河川の延長も日本の利根川、信濃川クラスに留まっており、水の硬度が低い(軟水)です。
    言うなれば、新鮮な富士山の天然水が常に手に入る状況なので、飲料としてワインがそれほど必要とされない。

    ワインの生産はむしろ直轄領より南で盛んに行われている、輸入品という位置付けを匂わせている部分でした。

  • 異なる文化や価値観の出会いが丁寧に描かれていて、見事だなと思いました

    シャルルはこの世界で、何を失い、何を得て、何を残すことになるのでしょうか

    続きを楽しみに読ませていただきたいと思います

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます!

    分子の話もありましたが、常識も知識レベルも全く異なる世界に放り込まれて「はいそうですか」とはなかなかいかないもので……。
    現代日本に生きる読み手の世界観、中世欧州からの転移者であるシャルルの世界観、そしてルナティアに生きる者の世界観、どれも異なるものなので、これをすり合わせていくには相応に時間がかかるのかな、と考えています。
    読み手がそこに時間を割かなくてはならない点が、ありふれた異世界転移ものより本作が不利な点ですけど、このように評価いただいて光栄です。

    高度な物理の知識がある一方で、必ずしもシャルルの世界の上位互換というわけでないルナティアで、彼がどんな影響を及ぼしていくかお楽しみください!

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