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  • 第3話への応援コメント

    作者さんが何を求めているのか。それで感想って変わったりします。
    今回のような企画に参加してもらった場合は特に。

    綺麗な物語だと思いましたね。少し背伸びしている感があるけれど。
    読者を楽しませる事はなく、隣の席のクラスメイトの人生をのぞき見するような感覚。とでも言いましょうか。
    文芸雑誌――そういったお堅い純文学畑に足を踏み込むつもりなら、十分に芸術性のある物語だ。しかし、エンターテインメント性は全くなかった。

    人間ドラマって、基本的に『面白い』と感じることはありません。〝共感〟や〝既視感〟を提供して「あー、似たようなことあったわ……」と作品を読ませます。
    それが出来ていたかと言うと、少なくとも私は〝共感〟も〝既視感〟もなかった。
    告白されて断った……ことはあるけれど、少なくとも38.5度の熱に気付かないほど間抜けじゃなかった。
    いや、まぁ、これは私個人としての感想ですね。

    もっと客観的に見るならば、『なんの物語』なのか見えなかった。
    こういった先の展開が見えないというか、起伏の乏しい、盛り上がりが予想できない作品に付き合うのは、なかなか根気が必要です。
    仮面ライダーが人気なのは、変身→ライダーキック、と盛り上がりが確約されているからです。
    人間ドラマ、恋愛ジャンルにそれを期待するのは酷ですが――笑いもない。アクションもない。ましてや先の盛り上がりも期待できない。

    ただただ他人の人生のぞき見するだけじゃ、つまらない。
    それが私の〝率直〟な感想ですね。

    ただし、最初に言ったように純文学畑に進むのであれば、この作風は間違っていないと思う。要はどこを目指すか、でしょう。

    作者からの返信

    とても説得力があるご感想をありがとうございます。
    今まで他人から意見をいただいたことが一度もなかったので、すごく参考になりました。私はまだ物語をほとんど書いたことがなく、まだ「読者を楽しませることより、内容から学びを得てほしい」という段階にいます。ですから、この作品は心情だけを追うようにしました。
    この物語は全9話まであって、5月6日に最終話が公開されて完結します。
    私のような人間が、こういったことをお願いをするのはお門違いかもしれませんが、私は木川さんのご意見に意欲かき立てられました。ですから、もしお時間に余裕があったり、気が向いたりされた時は、物語全体のご意見をまたいただけるとすごく嬉しいです。
    読んでいただき、ありがとうございました。もっときれいな作品を産みだせるように精進します。

    編集済