三十二日目

「ボクって、教室に必要無いんじゃないかな……」

 薊の弱音に、総員息を呑んだ。一番弱音を吐かない人が、そうしおらしく呟くものだから、アタシたちはかける言葉を失った。

 教室、というのは、おそらく塾の仕事のことだろう。六人の中で最も賢い彼女は、中学生たちを対象とした個別指導塾に勤めている。大人数に対して集団授業を任されることもあるくらい、「使える」人材だ。必要無い、なんてことは無いと思う。きっと上司に頼られているのだろうから。

 美しく飾った顔でメイクを落としている彼女の、化けの皮が剥がれて疲弊した顔を見ると、そういえば彼女は無理して行ったんだったな、と思い出した。

 昨日の記述には一つ嘘が混じっている。二日酔いに悩まされた雛芥子の症状こそ鮮明に描かれているから、事実ではあるのだけど、他の五人の中にもう一人、体調不良に悩まされていた人がいた。それこそが、薊。土日に入る前に課題の全てを終わらせようと、何時間も机の前に向かっていた彼女は、その流れで塾の仕事へと出かけていった。その後、雛芥子が倒れるより先に体調を悪くしていて、部屋で寝込んでいたのだった。

 ろくに何も食べなかったのは、薊もである。眠ることもできず、睡眠不足で体力を奪われていった。そうして、雛芥子と一緒に生理食塩水を飲む羽目となった。一方の雛芥子は、三日目になって完全に復活したらしい、今日になって普通の量の食事を摂っていた。

 彼女は昨日、バイトを休みたい、と言った。記憶では、アタシと竜胆は喜んで勧めた。睡眠不足と空腹を重ね、布団から動けなくなっていた彼女が、たった数日休んだだけで本調子になって、四時間フルで働けるとは思っていなかったからだ。

 しかし、それを止めたのは秋桜だった。

──さすがに、三授業も空けるのは良くないんじゃないかしら。一日前にキャンセルなんて、迷惑がかかるわ。

 秋桜の言葉に、薊は鼻を鳴らして肯った。あぁ、あの日の分変わってくれる優秀な奴なんていないからな──そう笑い飛ばしたのを見て、なるほど、奨悟先生はその日に入れないのか、と納得したものだ。彼女はある程度仕事にプライドを持っているから、他人に頼るのを厭う。それと同時に、どうしても礼儀正しいから、シフトに大きな穴を空け、生徒たちに迷惑をかけるのは絶対に嫌がる人だ。

──それに、たかが数日眠れなかっただけだよなァ? あぁ、大抵の奴はへらへら嗤って仕事をするだろうなァ。ボクもそれに順応しないとな。

 そう言った薊の顔は晴れなかった。彼女が世間の反応に納得がいっていないのは見れば分かった。

 こんな意地をかけて先生をやってきた彼女が、家に帰ってくるなり、仮面を剥いで弱音を吐いた。単純に否定するんじゃ、終われない。せっかく人々の期待に応えたのに、その結論が、「必要無い」なんて、そんなので終われるわけも無い。

 ソファに座った薊を、隣の竜胆と秋桜が場所を空けるようにして避ける。薊は目頭に手を当て、疲れた、と小さく呟いた。竜胆はそんな彼女に寄り掛かるようにしてつんのめると、眉を吊り上げて頬を膨らませた。

「誰がそんなこと言ったのー⁉ 其奴ぶっ殺してやる!」

「誰も言ってねぇよ。思ってたって誰もそんなこと言わねぇっつーの」

「何も言われていないのにそう思うなんて、自意識過剰なんじゃないかしら」

 秋桜の一言が薊にぐさりと刺さる──さすがに可哀想だ。薊はソファに置いたアルパカのぬいぐるみを抱きしめ、むっとして秋桜を見つめ返した。秋桜は悪気の無さそうな、人畜無害そうな顔をする。

「第一、貴女が必ずしも必要というわけではないから、最近になって招集されたのでしょう。それに、今日というシフトを埋めるなら、誰でも良かったはずよ」

「……はぁ……そう思ってるから、どうしたもんかなァ、っつってんだよ」

 薊は頭を掻いて、秋桜から目を逸した。秋桜はときどき、冷たい正論をぶつける。彼女はいつも自分のことを、何かしら足りない存在だと思っていて、自分に非があるとて、責めてしまいがちである。彼女が何よりも客観的正しさを追い求めるがゆえの価値観だ。その刃は、もちろん周りにも向けられる。他人に甘く、自分に厳しい雛芥子と違うのは、そういうところだ。

 そもそも、と秋桜が追い打ちをかける。いよいよ薊は言い返せなくなってしまって、ふてくされた顔で黙り込んだ。

「そもそも、本当に必要な駒だと自分を思うなら、多少の体調不良で出勤を躊躇う必要は無いと思うわ。そういうところが、使うに値しないと思われるんじゃないかしら」

「……ハッ、じゃあやっぱりボクなんて必要無いじゃねぇか。塾のバイトなんて辞めちまおうかな……」

「ちょっと、二人とも。まず、どうしてアザミがそんなことを思うようになったか、聞いた方が良いんじゃないの?」

 アタシが仲裁に入る──そうでもなければ、秋桜はちくちくと弱った薊のハートを攻撃し続けるだろうから。おとなしくなった秋桜の隣、薊が大きな溜め息を吐く。滲んだ憂鬱は紫陽花の色。頬杖をついて、薊は気怠げに話し始めた。

「……普通、塾の講師って、誰が良い、とか、誰は嫌、とか、あるもんだろォ? この先生が良い、って言ってもらわないと、頭が良かろうが意味無ぇんだよ。生徒から選ばれなければ、何の意味も無い。仕事ができるようになったって、必要とされなければ何の意味も無いんだよ」

「塾の講師くらい、生徒だって選びたいはずよ。学校の先生は選べないのだから」

 薊と秋桜の言うとおりだ。アタシと薊は特に先生にこだわりを持っていて、尊敬できる人でなければ教えてほしいなんて思わなかった。むしろ、教え方が下手な先生を、無能呼ばわりして蔑んだものだ。ゆえにこそ、アタシたちはいつも、「賢いけれど生徒ウケは悪い先生」ばっかり選んでいた気がする。

 秋桜の追撃に、薊はアルパカのぬいぐるみに顔を埋めてダレた。まさに手負いの獣である。

「そういうわけだからさァ? 生徒に必要とされない先生なんて、必要無ぇべよ。他の先生にはいっぱい御指名があってさァ? ボクは聞いたことも無い。仲の良い生徒は多いけれど、向こう側から求められたことなんて一度たりとも無いんだよ」

「でも、アザミは集団授業を請け負うくらいには実力があるんだべ? それに、たくさんの生徒を診てるって聞いてるけど」

「ちげぇだろ。上司サマが扱いやすいだけだろうな。大人サマに愛されたって何の意味も無い。お客様は子供だ。変えの効く教師なんざァ、終いにゃ使われなくなるぞ。ゲームを考えてみりゃ分かる。上位互換なんざいくらでもいるってのに、ボクがあそこに留まり続ける理由とは何だ?」

 薊は反語めいた問いをぶつけて、鼻を鳴らして自嘲した。いつもならば、落ちこんでる暇なんざ無ェ、と言いそうなものなのに。相当精神的にやられてしまったのだろう。

 すると、声を上げたのは隣の竜胆だった。そういえば、彼女はちょうど中学生、薊の生徒と同じくらいだった。

「でもー、あたしはアザミに勉強教えてもらいたいなー。アザミって先生っぽくてかっこいいし。それに、アザミはその分、贔屓しないってことでしょ?」

「あぁ? 贔屓なんざしたくないね。できるだけ全ての生徒に、同じように、『先生として』接したい。そういう偏屈な部分が生徒から愛されないんだろうがなァ」

「あたしだったら、誰とでも等しく接してくれる先生が良い」

「あー……一人だけ思い浮かぶよ、そういうセンセー。あの人は本当に尊敬してる。それだけ愛されるしな……あの人が一番塾の中で有能だし、頭良いし」

 薊はまた落ちこんでしまった。追い打ちとなってしまったようだ。

 誰にでも愛される、人畜無害でかつ賢い先生というのはいる。おそらくその先生は、味が濃くないのだ。さらにいえば、きっと豪胆なのだろう。そういう安定感が、高圧的じゃなくて良いのだろう。

 しかし、アタシは──アタシたちは、薊が不必要な先生だなんて思っていない。なにせ、年功序列の世界であるとはいえ、彼女だって二番手につくくらいには実力があるのだ。もう一方の奨悟先生については何を考えているか知らないけれど。

「奨悟先生はどうなの?」

「あの人? あの人にも御指名の一つ二つあるから任されているんだべよ。それに、あの人はお金のことだけ考えてる割に、結構教え方も上手いし愛されてる。ボクは教え方が下手なんだろうなァ」

「というよりさー、単純に考えて、『どの先生が良い』って言わない人に充てられてるって考えた方が良いんじゃないのー?」

 竜胆がアタシに口を挟んだ。興味深い意見だ──薊とアタシがじっと見つめれば、竜胆は、何よ、とあわあわしながら返した。

「どういうこと?」

「えー、だからさ……アザミが良い! って言われなくても、ちゃんと仕事が貰える。先生が誰が良い、なんて言う人、さすがにそんなにいないと思うよ。そういうときに、アザミは誰を任せても上手くやってくれるから良いんじゃないの?」

「……なんつーか、アレだよな、人数合わせ……」

「誰もが誰も、同じように尖ってちゃ、生徒たちへの割り振りが難しいべよ? それに、たぶん充てられた人たちの中にも、アザミだからこそ噛み合ってる生徒がいる。良いんじゃない、多くの生徒と関われる、顔の利く先生。先生として仲良くなりたいと願うなら、その方が良いよ」

 薊はアルパカのぬいぐるみを抱きしめたまま、斜め下を向く。黙って聞いていた秋桜も、そうね、と追随した。やっと優しい言葉をかけてくれるかと思えば、実際はどうだったかというと──

「ならなおさら、誰とでも噛み合うような授業ができるように努力しないとね」

「コースーモースー。アンタどうしてそうやって追いつめることしか言わないの……」

「あら? 鼓舞したつもりだったんだけど……」

「つまり、アンタらが言いたいのは。ボクがいると割当をする際にめちゃめちゃ便利だから呼んでるだけ、ってことでしょう。やっぱりボクなんて要らないべよ。どうして上司にしか愛されないんだか……」

「違うわ? 貴女は他の先生との差別化として、その分の学力の高さと話の面白さを鍛えなければならないわ。必要とされてる限りは、その分野を伸ばさなくてはならない。貴女のその万能性に懸けているんだから、上司は」

 なおさら不満足そうな顔をしている薊だが、秋桜の言うことにも一理ある。薊の売りは、他でもないそこなのだ。顔が利き、面白く授業をしてくれるところ。その代わり、彼女は親しみに欠けるかもしれない。知的なジョークは通用しないかもしれない。されど、彼女に力が無いとは思えない。本当に力が無くて、実績を一つも残せていないのだとしたら、ここまで評価されていないだろうから。

 かつて、薊はもう一方のアルバイトでも同じことを言っていた。自分なんて必要無い、他にもっとできる人がいる、と。そこについては、彼女の上司が優しい言葉をかけてくれたから、彼女は存在意義を見出すことができている。 

 ふと、アタシは思う──もしも、薊のことを、上司が正しく評価して誉めていてくれたら。周りの人がちゃんと努力を認めていてくれたなら。彼女はこうして思い詰めることも無かったのではないか、と。ただ何人から指名してもらえるかで実力を評価する、いわば営業のような世界に属するからこそ、彼女は一人埋もれている。彼女はいくら大人数教室を持っても、他の先生と給料なんて変わらない。大切なのは、何人から求められるか。

 理不尽だな、と思う。塾講師という仕事は、アタシたちが嫌って離れたSNSと同じようにさえ感じる。その実力に意味は無く──もちろん、学生たちに人気になるというのも、一つの実力であるかもしれないが──いくら勉強しても、いくら賢くなっても、彼女が正しく評価されることは無い。

「それでも、辞めないんでしょう?」

 沈黙したアタシたちの代わりに、秋桜がそう冷たく突き放した。今その言葉を言うのは、彼女に肯定を強制するようだ。もちろん、薊は肯定した。

「辞めないよ。たった一人でも、ボクを必要としてくれている生徒がいると信じているから。たった一人でも、ボクが楽しい時間を提供してあげられる人がいると思っているから……そう信じないと、続けるモチベーションが保てない。必要とされないと、価値を感じない」

「必要とはされてると思うけどな……それはもはや、やりがいの域に達しているよね。仕事にはやりがいが無ければいけないとはよく言うけども」

「別に、ボクは仕事の全てを把握したわけじゃないけど。でも、もうボクは上司から頂く信頼の全ては受け取っていると思うし、仕事は慣れていると思っている。あと足りないのは、生徒たちからの評価だよ。先生は、生徒からどう見えているか、こちらからどう影響を与えているかを常に意識しなくてはならない。独りよがりになってはいけない」

 薊は眉間にシワを寄せ、苦々しい顔でそう語った。

 あぁ、精神面がプロフェッショナルだな、と思う。いや、ただのアルバイトのくせに、そこまで真面目に仕事に向かい合っているのか、と感心してしまう。楽してお金さえ稼げれば良い、ゆえに仕事なんて適当でも良い──そう片付けても良いだろうに、彼女は、やるからには本気でいたいタイプなのだろう。アタシだったら、そういう人の方が好きなんだけどな。

「アザミみたいな先生が好きな人、いると思うよ。頭が良くて、真面目に不真面目やってて……そういう先生を必要としている生徒、いると思う。誰かに名前を挙げて必要とされなくたって、誰かのためになることはできると思う。アザミはたとえば、礼を言われないと自分のやっていることの正しさを疑う?」

「疑うよ。感謝されなければ、愛されなければ、評価されなければ、価値は無い。ボクのことをくせ者なんて言って、好かれないだろうね、なんて言う人は多いけれど、それくらいならいっそ消えてしまった方がマシ。生き恥晒して生きるのは嫌」

 薊がぬいぐるみに顔を埋めて、落ちこんでしまう。

 アタシたちには往々にして言えることなのだけれど、愛され必要とされることに飢えている人が多い。雛芥子は、誰かに必要とされることに飢えているし、薊は、誰かに愛されることに飢えている。かつてのアタシも、小説を評価されることだけに固執していた。牡丹は誰かに必要とされる自分を偽っていた。

 じゃあ、どうしてアタシがその葛藤から逃れられたか。その答えを、薊にぶつけてみようと思う。

「その前に、自分が愛せる自分でいないと。アンタの好きな先生は、どんな人?」

「……頭が良くて、カリスマ性があって、話が面白くて、上から目線じゃなくて、授業が分かりやすくてスムーズで、綺麗で、でも肩肘張った感じじゃなくて──」

「へらへら嗤って適当で、失敗しては曖昧にして、頭もさほど良くなく、生徒を可愛がるような馴れ馴れしい先生は?」

「失せろ、ってくらい嫌い。反吐が出る。頭の良い先生じゃないと愛せない。ボクは自分が尊敬できない人間に上に立たれるのは大ッ嫌いだ、馬鹿にされてるみたいで」

「じゃあ、そういう先生になろう、アザミ。自分の好きな先生になろう。愛されたいがために、必要とされたいがために、自分の嫌いな先生になる必要なんて無い。そうして得た承認は、自分のものじゃないよ」

 アタシの言葉に、薊が顔を上げる。竜胆は薊の肩を揺らして、そうだよっ、と元気良い声をかけた。黒いおさげがゆらゆら揺れる。

「かっこいい先生になろう、アザミ! かっこいい先生になったとき、良い評価を貰ったとして……そういうとき、はじめてアザミ自身が評価されるようになるんだよ!」

「……今のところ、ボクが知っている中で、そういうことができる完璧な先生はいないな。上位互換はいない、おそらくオンリーワンになる」

「どうだい、そうなるために全力を尽くしたとしたら、周りの人間はどう見える?」

「ボクが尊敬できるのは……ショーゴ先生と、誰にでも愛されてる、塾のトップくらいになる。残りは雑魚だな」

「そう、戦う相手なんて、その程度しかいない。アザミが目を向けるべき存在は、その二人だけだ」

 アタシと竜胆の言葉で、薊の目に光が灯る。彼女は火が点いたらまっしぐらだ。彼女なら、望むものは必ず成就させる。それを知っているから、アタシはエンジンをかける。彼女のブレーキなら、雛芥子とアタシが引いてあげよう。

 秋桜もアタシたちに同意した。秋桜もまた、完璧だとか、能力だとか、理想だとか、そういう言葉が好きだ。薊と同じくらいにストイックで、常に上を目指している。だからこそ、アタシの意見を聞き入れてくれたのだろう。

 薊はアルパカのぬいぐるみから顔を出し、分かった、と真剣な顔で答えた。下のアルパカは緩みきった顔をしているのだが。

「ボクは理想を目指す。理想に満ちないまま愛されるのは嫌。美しいボクを認めてほしい。その結果、扱いづらさが増えたとしても、理想の如く振る舞ったなら、悔いは無い。ボクは、ボクの理想の先生になることだけを考える」

「その意気だよ。そうしたら、必要とされようがされなかろうが、仕事は続けないとならないべ?」

「そうね、悲しいことに。ボクの優秀さが認められるその日まで、付き合ってやるよ。こんなに優秀なボクを口に出して評価しないなんて、ナンセンスにも程があるからね」

 力強く言って見せる薊に、アタシたちも口角が緩む。あぁ、いつもの横柄な薊だ。ビッグマウスで、その上で努力家。非難する人々を実力で捻じ伏せる。だからこそ頑張りすぎてしまう。

 薊が白衣を着込み、教鞭を振るっている姿を想像する。美しい顔立ちの女性が、人々に尊敬される。そしてこう言うのだ──天才だなんて、当然。それだけの努力をしているんだから。

 されど、彼女が他人に慕われなくたって、天才じゃなくたって、アタシたちは彼女を愛しているし、評価するし、認めているつもりだ。白い箱の外にいる人々は知らない。彼女を偏屈だとか、傲慢だとか言って馬鹿にするだろう。だが、そんな人々は皆、彼女の尻に敷かれてしまえば良いと思う。彼女がいつか、白い壁の向こうでも、そのカリスマを惜しげなく発揮してくれたら良いのにな、と思う。

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