第22話 帯熱不眠 現代語訳風

目に入る光に刺され

目を瞑れば星がうずまく


熱を帯びた体はドクドクと脈を打ち

どうにも心を落ち着かせない


整えられた寝台は私の熱を吸い 逃がそうとしない

体は熱く芯は冷え切っている なんとも逃れがたい苦しみである


痛みは体を縛り 顔は光から背ける

闇が落ちれば星が渦まく


私を感覚の混沌へ連れていく




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