【閲覧注意】異世界モノを書いているからこそ、バイブルにすべき

この方の存在を、この作品名で知って早幾年。読んだ記憶がなかったので、異世界モノを執筆する手を止めて読んでみました。後半へ進むにつれて「この例えは読んだな」と思い出したと同時に「わぁ……この主張は耳が痛くなる」とも感じました。

“当たり前のようにあるものを、あえて文章化するのは、実は、とても大変な作業です。 自身は、完璧に理解しているだけに、それを、わざわざ文章に『 置き換え 』なくてはならないのですから・・・ 更には、その景色を寸分違えず、『 他人に 』伝えなくてはなりません。”

こちらは後半で行っているレクチャー内容の一部です。この部分を考えながら物語を書き進めるのが執筆の醍醐味に思っている自分としては強く共感できました。“拙い表現で――”と謝罪していた例文なんて「これで拙いレベルなの!?」と目を見張るばかり。何故この内容に批評や酷評を(応援コメントで)送れるのか理解に苦しむ。
……と書いてみたものの、一箇所だけ心を突いてくる内容があったのを思い出しました。

“試しに・・ 他のカテゴリで、2~3編の作品を書いてみて下さい。――転移・転生・召喚などと言った、異世界&ゲーム要素は一切ナシです。ファンタジー要素もナシです。――カテゴリが違ったとしても、作品は書けるはず。――違う作品を書いたとしても、またコメントやレビューを寄せて頂けるはずです。

 でも、自信ありませんよね・・・?”

ハイ、全くもってその通りです。心的ストレスから起因する震えが止まりません(笑)
この方の言う通りささっと『創作物』に当てはまるであろう自作品を完結させ、アナログ・デジタル問わずデータ化させた後アカウントごと存在を消したくなりますね。
……こんな風に書けてしまうということは、批評酷評撒き散らしてアカウント削除する人の気持ちをバッチリ理解出来てるでしょう。ここに訂正とお詫びを申し上げます。
あと、人の作品レビュー欄でネガティブキャンペーンをしてしまったことも申し訳なく思います(嫌でしたら通報なり削除なりして下さいませ)。ですが、自分なりに自作品を愛している故、これから先『創作物』に成り下がらせないという誓いと戒めの為にも、コチラの作品を読んだ証という名の★を残させて下さい。

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