第4話への応援コメント
思い描いたとおりにはいかない現実の苦しさ、整えられていなさを、見せつけられる気がします。
姉と無理に同一視させられることに苦しむ桜子へ、死んだ恋人と似ていると不用意にいってしまったり。教室から飛び出してしまった桜子を、すぐには追いかけられなかったり。そして悲しみを乗り越える方法を、大人であってもわからなくて、ただもがこうとしか伝えられなかったり。
基本的に桜子は強い子で、最後には自分の力で乗り越えようと頑張っているように思えますが、でもやっぱり、泣きはらした目に強い光の宿った、あの日が重要な転換点になったのだと信じられます。解決者ではなくても、解決のきっかけを与えられたのだと、不確かながらも思います。ヒーローではなくても、葉太は確かに教師なんだと思います。
静かで確かな筆致で、その様子を書ききった、素敵な作品でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
現実って簡単じゃないよね。……という物語って、下手をすると皮肉っぽいし、救いもないし……なのですが、なんとか希望も込めつつ書ききったつもりです。
もどかしさもひっくるめて、お楽しみいただけたでしょうか。
自分自身いい大人になっても色々ままならないですから、私の書く葉太はこうなりましたが、もし自分が成人前にこのお話を書いていたら、全然違う葉太が生まれていたかもしれません。
桜子は立ち上がる力を、最後には自力で振り絞るしかありませんが、それは葉太も(というか、誰しも)同じで。
それをお互いにやりとりの中で見つけたんじゃないかなあと思っています。
葉太は確かに教師なんだ、とのお言葉、大変嬉しいです。
素敵な作品と言っていただき、光栄です!
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
今回はもう特に刺さりまくりな描写のオンパレードで抜粋が難しかったんですけど、
>
葉桜の緑は、若葉だ。
春川は、桜も自分もクローンだと言った。
けれど新しい命は芽吹くし、桜も人間も、いつまでも同じ姿のままとどまってはいない。
僕だって、さすがにこの年でこれからは散りゆくばかりだなんて思いたくないし。
葉桜の君が、未来に向かって笑っているといいなと、そう思うのだった。
ここが凄く好きです。
悲しみの乗り越え方を知らなくとも、きれいごとばかり並べないで「もがこう」と言ってくれる秋田先生が良かったです。
作者からの返信
4話分すべてにコメントありがとうございます!
刺さりまくりな描写と言っていただけてめちゃくちゃ光栄です!
葉桜の描写は、ちゃんとテーマに沿わねばと、最後に何とか振り絞って描写したようになってしまった(あまり話全体に絡ませられなかった)ので、反省点も多いのですが、好きと言っていただけて良かったです。
私自身が書きながら、あれこれ言葉を募ろうとしても綺麗事になってしまうなと感じたので、秋田先生の答えもああなりました。
読んでいただき、ありがとうございました!
第2話への応援コメント
>
「桜って、クローンなんでしょう?先生」
「私もクローンみたいなものだから。だから桜も嫌いなんです」
好きです、この桜子ちゃん。
何がどう、って説明が難しいんですけど、こういう考え方をする女の子がたぶん好きなんですね。
そして、嫌いだから折っちゃう、というその行動力!
折るのはもちろん駄目なんですけどね、でも、創作だし、これくらいのインパクトがある方が好きです(すぐフィクションで逃げる質なのです)。
作者からの返信
好きだと言ってもらえてうれしいです!
私もフィクションだし!と思い切って色々書いちゃえ~とやりたいのですが、創作物まで常識が邪魔をするタイプの人間です。今回は思いきりましたら、色々なご意見をいただきましたが、最終的には枝折りシーンを入れて良かったかな~という感じです。
編集済
第2話への応援コメント
企画から参りました、失礼します。
全文読ませていただきました。流れの良い会話文でどんどん引き込まれていきました。話の割合で見ると、感情の昂りが多いように見えます。もう少しメリハリを着けたら、魅せたいシーンがぐっと輝くかなぁ、とぼんやりした感想を抱きました。
感情の流れ、物語の流れはすっと入ってきます。きちんとまとめていらっしゃるので、羨ましい限りです。
春川が問題を起こしかけた。(文章をお借りします)
→皆様が指摘されたように、公共や人様の桜を折る行動は問題になると思います。
小さな問題を起こした、のような表現にならないでしょうか……
ご一考いただけると幸いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
読み手の方を引き込めるような文章が書けていたなら良かったです。
書き手は冷静に、キャラクターの感情に引っ張られすぎないように、とは思いますが。キャラの境遇が境遇なだけに、確かに(特に桜子は)感情が高ぶるシーンが多いですね。
メリハリの強弱は私にとってずっと課題でもありますので、気を付けたいと思います。
>春川が問題を起こしかけた。
私としては、学校(ほかの先生)や保護者にばれて大騒ぎになるレベルを想定していたので、このような表現になりました。
ただ、書く時にも少し悩んだのと、特に皆さまからのご指摘が多い箇所でもありますので(のちに作品紹介のところにことわりは入れましたが)、ここだけでも少し直した方が良いかもしれませんね。
ご指摘、ありがとうございます。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
代わり扱いされている桜子の悩みを、秋田先生が解決出来なかったのが、とてもよかったです。
どう解決出来るか分からないなかで、それでも必死に伝えようとした彼と、ふざけるなとなく彼女のシーンが印象的でした。
一年後に強くなった彼女と、最後の数行の先生の独白。
お話として良い方向に進んで行く終わり方なのがまた読んでいて楽しかったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
企画詳細にもある、「葉太なりの答え」をいかに書くべきかが大事だな……と頭を悩ませたのですが、結局答えが出ないのが答え、みたいになりました。その代わりに、秋田先生の想いだけはしっかり伝わるように書いたつもりですが、伝わったでしょうか。
全体的に暗いお話なので、最後だけは何とか明るく!と頑張りました。
読んでいただいた上、お星さまとレビューまでありがとうございました!
第4話への応援コメント
企画から拝読しました。
桜子と元恋人が似ている、という設定を上手く物語の中で使えていると感じました。
主人公の心理描写も細やかで、文章も丁寧で読みやすかったです。
最後の「葉桜の君が、未来に向かって笑っているといいなと、そう思うのだった」という文も、タイトルの『葉桜の君に』を想起させて、良い終わり方だなーと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
元恋人と似ている人物と出逢うという設定。結構難しいなと思いながら(過去のあれこれとか、似ている人物への複雑な感情をどう描くか、とか)挑戦しましたが、うまく使えていたと言っていただけて良かったです。
心理描写や文章を丁寧と言っていただけるのはとても嬉しいです!
葉桜の描写や結び付け方は、もう一歩かな、とも思っていたので、評価していただけるとほっとします。
読んでいただき、ありがとうございました!
第3話への応援コメント
お姉さんはお姉さんでも美人作家さんでなく萌子さんでしたか。
なんか「この顔をしている女はみんな死ぬ」みたいな話を思いついちゃいました。
というか、自分は学校の先生から「昔の恋人に似てる」って言われたらキモ過ぎて不登校になっちゃうかも……と思ったので、ビジュアルを竹内涼真にして読んでます。
作者からの返信
ただでさえ死にネタに走ったことに後ろめたさがあるのに、これでもかと死を織り混ぜたことは本当に反省しています。
小説家の件は、もう少し書きようがあっただろうなと思っています。
生徒を昔の恋人と似ているとカミングアウトする先生、リアルに考えると「ないわー」って感じですが、フィクションだし押しきってしまいました。読者の方が思わず、キモいかも……と思ってしまうなら、物語に引き込みきれなかった書き手の力不足ですね。努力せねば。
読んでいただき、ありがとうございました!
編集済
第4話への応援コメント
静かな書き方が、耐えてる感というのでしょうか、そういった感覚を感じさせてくれて良かったです。もがくしかない、という落としどころも好きです。
作家の死と、桜のクローン推しは無くてもいいのかな、と思いました。たぶん、お話の整合性に凄く気を使われていると思うのですけど、作家の箇所は人が死に過ぎのイメージが損で、クローンの箇所は理由付けとしては問題ないのですが、全体のバランスとしてSF感が出てしまって損だと思います。
読み手を信じて、作家は似てるだけ、桜を折ったのは姉が好きだったからくらいにしておいても大丈夫だと思います。個人的な感覚ですけど。
それにしても、もがくしかない、というのは本当ですよね。連休中のもろもろの自粛もやってゆかねば、ですね。笑。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
静かな書き方。
書き手はあんまり熱っぽくならず、のめり込みすぎないで書くほうが良いかなと思っているので、そのあたりが表れたのかもしれません。それでも思わず熱くなってしまうシーンとかもありますが。
落としどころを評価してくれる方がいてくださって、嬉しい限りです。
作家の死は、以前から構想していたネタを押し込んでしまった結果で。
クローンもSFを期待された方もいらっしゃったようなので、惑わせてしまったかな、と。どちらももう少し、書きようがあったかもしれません。ご指摘の二つ、反省点です。
世の中大変なことになっていますが、各々頑張って乗り気っていけたらなと切に思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
大切な人間をとうとつに失った悲しみや絶望は何年たっても『解決しない』んですよね。乗り越えるのではなく、それを抱えたまま生きていけるような自分になるしかない。秋田先生の答えがないという答えが、物語をとても真摯なものにしていると思いました。
桜の枝ぼっきりは、確かに現実では絶対にアウトなんですが、桜子ちゃんのどうしようもない感情の発露としてはこれ以上ないくらいぴったりきますね。
(概要欄などに、作中桜の枝を折る描写があるけど現実でやっちゃだめよ的な注意書きをいれておいてはどうでしょう。アリバイ作り程度の効果しかないかもしれませんが。よけいなお世話だったらすいません)
暗闇の中、それでも未来に光が見えるようなラストが素敵でした(#^^#)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この世に乗り越えられないことはない……ということは、ないと思います。
小説に限らず現実でも、生涯大切な人の死を抱えて生きるしかない人もいる、と気づいた時は、なんだかずいぶんと切なかったですね。
>物語をとても真摯なものにしている
秋田先生の誠意を、私なりに精一杯書いたつもりですので、そう言ってもらえるととても光栄です。
モノに当たる、というのは衝動の中でも激しいよなあと思いまして。
概要欄に注意書き!
その案、お借りいたします!ご提案、感謝です。
ラストを締めくくるのが苦手なので、評価いただき嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
企画から来ました。
素晴らしい筆致だと思います。
桜子の苦悩と葉太の言葉からの立ち直り。なかなかこれを消化するのに私も含めてみなさん苦労しているのですが、御作では亡き姉への愛憎を通して見事に成立させていますよね。
桜子と葉太を教師と教え子の関係のままに落ち着けたのもラストの読後感を爽やかにしています。
自殺した作家さんは国語便覧で桜子に似ていると気づかせるための伏線ですね。このような細かいところにも仕込みが効いていると思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
筆致は物語を越えるか、という企画ですし、筆致を評価していただけるのは素直に嬉しいです!
桜子の苦悩と葉太の言葉。
参加作品ごとに、様々な桜子の悩みや、葉太の答えが描かれていますが、説得力を持たせるのは本当に難しいことですよね。
私は「答えはない」という投げっぱなし状態になりましたが、ただ、本当に書いてて答えの出しようがなかったので。これはこれで読んでくれた方に受け入れてもらえたなら良かったです。
どこかで二人の関係が、恋愛関係とかに転がってもおかしくはなかったのですが。それは私の書く二人ではちょっと違うかな、と念頭に置き続けて書いていたので功を奏したようです。
亡くなった作家さんのネタは以前から機会があったら使おうと思ってたエピソードなので、今回うまく仕込めて良かったなあと。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
誰かに似ているということをうまく話に織り込んでいますし、皆さんがおっしゃってるように完成度は高いと思います。
ただ、うまく表現ができないんですがパンチが弱い感じがしました。
秋田にもがけと言われてすぐに目に強い光が宿るというのもちょっと違うんじゃないかと思います。秋田がそう思いたいというのもあるのでしょうけれど、即効薬の言葉じゃないですからね。
作者からの返信
完成度が高いと言っていただけて、光栄です。
桜子の目に強い光が宿ったのは、一瞬を切り取ったものというか、まだ危ういところではあると思います。
桜子も秋田のあの言葉とやり取りだけで、完全に乗り越えられたわけではないでしょうし。きっと人生の上で考えたら、この物語の先にどう生きていくかの方がメインですし。
……ということも含めて、読んでる方に伝わるような説得力を持たせることができれば良かったです。ご指摘、心にとめておきます。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
こんばんは。企画から参りました薮坂です。
素晴らしいなと思う点がいくつもあるんですが、高いリーダビリティと文章の美しさが本当に凄いですよね。
すらすら読めて続きが気になって、気がつけば全て読み終えていました。物語に引き込まれる吸引力といいますか、やっぱり文章が上手い人は違うなと唸ってしまいますね。
物語としては、桜の枝を桜子が折る、というシーンが印象的でした。中学生という設定で、思春期真っ只中でこういうこともしてしまうだろうなぁ、と妙に納得してしまいました。
さて、企画の趣旨でもありますので、苦手で普段はしないのですが指摘をあげるとするならば、桜子が言った「……ひどいよ」のシーンです。
この後桜子の目には「強い光が宿った気がした」となっているので、葉太の回答は桜子の心に響き、桜子を強くしたと思うのですが、この後の展開がほんの少しだけ唐突に感じました。「……ひどいよ」の後に、少しだけ「桜子のプラスの行動」を入れると、一人でも頑張る桜子に説得力が生まれるかも知れませんね。しかしこれはあくまで個人的な意見ですので、あまり気になさらないでくださいね。
ともあれ、春を感じる素晴らしい物語でした、ありがとうございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私は設定づくりやキャラづくりが弱いので(今回はあらすじがありますが)、せめて文章そのものだけでも頑張ろう……と思っていまして。なので、文章を評価していただけるのはとても嬉しいです!
桜を折るシーン。桜子の苛立ちや未熟さを表現するには印象的なシーンになったかなと思っています。が、多くの方にご指摘いただいたとおり、現実のモラル的には完全にアウトですね。フィクションでキャラクターにアンモラルな行動をとらせるのって、難しいものですね。
「……ひどいよ」からの展開。まだ絶望の中にある桜子がそれでもわずかな光を目指して、その時、瞬間的にだけど強さを宿した、一瞬を切り取るようなイメージで書きました。
ただ、桜子が強くなるには葉太の言葉だけで本当に充分だったの?と疑問を持たれてしまうかもなあ、とは思っていたので、何かしらのもう一押し、みたいなのは必要だったかもしれません。
素晴らしい物語といっていただき、感激です。
読んでいただき、ありがとうございました!
編集済
第2話への応援コメント
動きがあって面白い第二話だと思いました。
>次の瞬間、春川は桜の枝をぼっきりと折った。
ぼっきりいってしまった。その後もすいすい展開して、流れがうまいなと感じます。
―――――――――――
追加です。
「ぼっきり」という言葉、インパクトがあってすごくいいなと思い、それでつい「ぼっきりいってしまった」と書いてしまったのです…! あららぼっきりいっちゃった! と思ったもので。「ぼっきりと折った」で良いと思いますよ、混乱させてすみません!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ぼきりと折った?ぼっきり?と擬音に悩んで「ぼっきりと折った」になりましたが……うーん、「ぼきり(もしくはばきり?)と折った」か「ぼっきりいってしまった」の方が正しい気がしますね。ご指摘ありがとうございます。
あらすじに引っ張られて、いい流れで書けました。
追記です↓
ぼっきりの件(妙な言い方……)。
私、早とちりしてしまったみたいですね。
そこの表現は実際悩んだので、反応してしまいました。
わざわざ追記ありがとうございます!
第4話への応援コメント
うはーっ、素敵です。感動しました。
丁寧で繊細な雰囲気で進み、重くなりかけたところで、ラストは明るい部分も見えてきて、ぐっと引き込まれました。便覧の使い方もよくて、最初の似ている顔の件がこうつながってくるのかと、お見事と思いました。
指摘……はないですね。うん。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
つい暗く、重い話を書いてしまいがちなのですが、ラストは少し希望が持てる感じになっていたでしょうか……?
顔の似ている作家さんのエピソードは、正直に話してしまうと見切り発車状態で書いていまして。余計なエピソードになってしまったら、後でバッサリ切ろうと思っていたので、便覧のシーンを思いついてうまくつなげられて良かったです。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
切実な桜子ちゃんの悩みを聞いている葉太先生の悩みも、うわあってなります。桜子ちゃんの助けてが苦しくて。葉太先生の乗りこえかたを知らない、も苦しくて…
みんな頑張ってる、
あと、桜がクローンだって知らなかった!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
大切な人を失う経験は、きっと私の想像なんかよりはるかにつらいに違いない……と思って書き綴った結果、二人には随分苦しい思いをさせてしまいました。私には想像がつかなかったゆえの、乗り越え方を知らない、でもあるので。
桜がクローン、創作を趣味にしていると、そういうエピソードはつい使ってみたくなってしまうというか。作中ではいい意味で使いませんでしたが。
読んで頂いた上にレビューも、ありがとうございました!
編集済
第4話への応援コメント
プロットに則って、とてもきれいに仕上がってますね。全方位隙なし、という感じ。
あのプロットを素直に受け取れば死にネタになるんです。ゆあんさんが意地悪なんです。
もう文章のキレイさだけでお腹いっぱいで、指摘なんて特には(笑)
人間、そんな急に良くなったりはできないですよね。でも、少しずつでも成長できる。そんな前向きな力強さを葉桜に重ねていて良かったです。
作者からの返信
「かつての恋人」って書いてあるだけなのに、死別とは書いていないのに……全体的に切ない雰囲気のプロットだからでしょうか?いや、切ないと感じるのも私の勝手な解釈かもしれませんが。
文章がキレイって言っていただけるの、すごく嬉しいです!
過去が重ければ重いほど、時間はかかってしまうでしょうから。少しづつ、二人(とその周囲)が成長できればいいなあと私も思います。
葉桜の印象が弱いかな~と思っていたので、良かったと言ってもらえて励みになります。
読んでいただき、ありがとうございました!
編集済
第4話への応援コメント
あー、この最終話良いですね〜♡
そうか、そういうことかと。
前話のコメント欄で、登場人物たち、みんな好きじゃない★
みたいなことを書いたけれど、作者様はそれを織り込み済みだったわけですね☆
たいしたもんだ♪
>「悲しみの乗り越え方を知らなくて、ごめんな」
>「だから、もがこう。僕もそれしか、できないから」
これがテーマであったのならば、むしろ桜子ちゃんやその両親、或いは葉太先生の心の弱さは、絶妙の配置だったのですね。
最後まで拝読してみれば、総てが上手く配置された素晴らしい作品でありました。
作者からの返信
全てのお話にコメントいただき、本当にありがとうございます。
『桜子の悩みに、葉太がどういった答えを出すか』が肝心要だなと思いまして。
三話分かけて登場人物たちの苦しみをつらつらと読ませた(それこそ、ゆきちゃん様のように、あんまり好きな展開じゃないな~と思った方もいたでしょう)挙句に、悲しみを乗り越える方法は知らないよ!もがくしかないよ!
……というのは、投げっぱなしということにならないだろうか、とも思ったのですが。
最終話でひっくり返された、とのお言葉をいただけて良かったです。
ちゃんと書きたいものが書けてたかなと。
レビューもいただけて、嬉しかったです。
読んでいただき、ありがとうございました!
編集済
第3話への応援コメント
この物語の春川桜子ちゃんもその両親も、秋田葉太先生も好きになれないな〜★
桜子ちゃんのことを亡くなった姉の萌子ちゃんと比べる両親は、おそらく『桜子の方が死んでたら良かったのに』くらいのこと思ってる可能性はありますね。
むしろ桜子ちゃんは、そう思われてると断定して、大人になったら独立して両親と関わらないという生き方をすれば良いかと思います。
あと数年の我慢ですよ? それまでに一人で生きていけるだけのチカラを身に着けないといけませんけれどね。
葉太先生は、ちょっとメンタル弱すぎなんじゃないですか?
学校の先生の中でも、中学校の先生が一番しんどいらしいですね?
作者からの返信
好きになりづらいキャラクターのお話を、それでも読んで頂き感謝しております。
両親は、『桜子の方が死んでたら良かったのに』と全く思わなかったということは、ないでしょうね。常々思い続けてるわけではないにしろ、悲しみのあまり思わずそう考えたことがあると思っています。
桜子ちゃんは、一度は独立した方が良いかもしれませんね。ちょっと物理的に両親と距離を取ってみるほうが良いのかも。
葉太先生のメンタルがよわよわになるのは書き始めから見えていたので、これで先生やってるって、大丈夫か?と自分でも思いながら書いていました~。
編集済
第1話への応援コメント
何故、皆さん、昔の恋人を殺したがるかなあ?
この企画の作品、いいの すけこ様で5人目なんだけれど、5人中4人が昔の恋人を殺してる……★
ちょっとみんな殺し過ぎなんじゃな〜い? と思ったり、思わなかったり。
まあ、その後の展開は人それぞれなので。
作者からの返信
誤字のご指摘、ありがとうございます。直してまいりました。
あらすじを読んですぐに、「昔の恋人とは死別」が公式設定であるかのように脳内が誤変換を起こしてしまったのです……。
そんなことなかったと気付き、前回も最終的に死にネタになってしまったこともあって違う方向のお話にしようと頑張ってみたのですが。一度考えついてしまった話をひっくり返すことができませんでした。
次こそは、違う展開を見せたいです。
第4話への応援コメント
大変面白かったです。
自分が書こうとしていた設定を先に書かれてしまった。そんな悔しい気持ちでいっぱいです(笑
ストーリーは違うんですけどね。
筆致もとても読みやすく、よかったと思います。葉桜にもっと明確な意味があった方がよかったかなぁと感じました。ラストに収束するための描写が前の方にもっとあってもいいとおもいます。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
同じあらすじで。という企画ですから、設定が被るということはあるんでしょうね。というか、私もそれが怖くて早く書かねば!と突っ走った感があります。
えーきち様のストーリーも大変気になるところです。
読みやすいと言ってもらえるのは嬉しいです!読みづらいからと、引き返されてしまうのはやっぱり悲しいので。
そして葉桜の意味に関して。
これはもう、ご指摘の通りで。明確な意味を持たせきれないままに畳んでしまったな、と反省したところです。私はラストを書くのが苦手なので、えーきち様のおっしゃる通り、ラストに向かっていくための描写をきちんと意識すべきなのでしょうね。
読んでいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
心が震えました。
どうしよう、語彙が死んでるな私。
明確でわかりやすい救いはないけれど、確かに時間は進んでいく。
そこに行き着くためにもがくのはとても大変で、でも必ず行き着くんだ、と。
どうしよう。語彙が死んでるな私。
とにかく、素敵な物語をありがとうございました!!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
心が震えると言っていただき、とても感激しています。
「死を乗り越える」ということを書いていて、どうしても答えのようなものが出なかったので。とにかくこの人たちは、もがいて行くしかないのだろうというお話になりました。
こちらこそ、素敵なコメントをいただき、そして読んでいただきありがとうございました!