第2話 酒が飲めない

 アルコールアレルギー

数年前に知りました。

確かに酒を飲むと直ぐに顔が赤くなり、気持ちが悪くなっていた。

酒に弱い… その仕組みは知っていたが。(何故か、登録販売者の資格を持っています。理由は“資格取得試験に挑む方法”を見て下さい)


アレルギーか… 聞いたら、飲めば飲むほど寿命が縮むし“アレルギーだから、絶対に慣れることは無い” と断言された。


数年前だけど。


今は強制すると、“〇〇ハラ”とか言われるから無理強いは少なくなってきたが、昔は酷かった…


頭にくる… 犯罪者扱いだ。


仕事から帰って、酒を飲んで憂さを晴らす訳でもなく… 


ただテレビを見ているだけ…


同じような番組ばかり… つまらん。


本でも読むかな。


“一般旅行業取扱管理者資格試験参考書”


地理好き、旅行好きの私の目が留まった。


この日かハマった。


ちょうど1年後。


合格… 資格取得。 異業種の人間がこの資格を取るのはなかなか。

          別に投稿した“資格取得試験の挑み方”に詳しく書いています。


その時は、バブル崩壊前の衣料品販売店の店長。


バブル崩壊。


倒産。


バブル崩壊してからの就職探し…


人員整理し過ぎた準大手の旅行会社が求人“旅行営業経験者募集”


「経験無いけど… 資格は持っている…? 何故…?」


「趣味で取りました…」


「趣味… 面白いね… 採用」


まさに“芸は身を助く”だ‼

それから旅行業がスタートした。


酒が好きで好きでたまらない人間だったら… 


無かったな…



 断っておきますが、これから話すことは、自慢話とか成功のつもりは有りません。

学生時代からきちんと志を持って前に進んでいれば、もう少し楽な生活が出来たと思います。

本当に…

だから今苦労しているのです。

それをカバーする為に今、必死なのです。


でも妻に恵まれ、家族に恵まれ、孫にも恵まれた…


これ以上、贅沢かな…

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