第7話 どしーん

るんたった〜るんたった〜♪

ん?楽しそうだって?

そりゃ脳内お花畑だもの〜うふふ♪



とまぁ脳内は雑草蔓延っておりますが、身体は限界を迎えようとしております。

幼女の体力舐めてたわぁ。

足がね、絶望的に...........短いの(泣)



「全然前にちゅちゅまないよぉ」


あーこれ助っ人さん探せるかなぁ探す前に倒れそうだよ。

もう向こうから探しに来てくんないかなぁ。

......フラグだよ?来てくれても、いいんだよ?



まあ来るわけないので歩きますよ歩きますともーはぁ。

「......幼女酷使の刑で訴えてやる(ボソッ)」




助っ人さん、どっこでっすかぁー出ておいで〜。

んーそもそも、助っ人さんってどんな人だっけ.....................神様に聞くの忘れてたぁ(泣)

どんな人かわからないのに、どうやって探すんだよ私のバカぁ。



「あぁぁぁどーしよ(汗)このまま森で迷子はいやぁ(泣)たーすーけ(バキバキバキバキッ......どしーんっ)ーて...........え?」



「遅い」




あーっと、フラグ回収?できたみたぁい。

父親があいつ......じゃなかった神様って知ったときは、ラッキー幼女とか騙されたぁって思ってたけど、私ほんとにラッキーみたい!

助っ人さん、らしき人が迎えに来てくれた〜♪



第一印象は大事だよね。

よし、幼女の可愛さ発揮してやんよ!


「助っ人さん、でしゅか?」


「...........。」



あんれぇ?

もしかしてさ、今無視された?

え?

可愛く小首まで傾げたのに......む、無視されるなんて、ラッキー幼女の名折れじゃない!

ってまあ傷つくプライドとかないけどぉ(笑)


幼女転生の定番のぉ愛され展開になるなんてぇぜーんぜん...........思ってないんだからねっ!

......いや、そのぉまあ?ちょっとは?期待しちゃったりなかったり?しちゃったかなぁなーんて......(照)



はぁ......もしかして嫌われちゃったのかなぁ。

会って1秒で嫌われるってある意味才能?

助っ人さんに嫌われちゃったら私......死んじゃうよぉ?

いやマジで...........物理的に殺されちゃう(泣)





ん?何でって?

そりゃだって、助っ人さんらしき人、ドラゴンなんだもん♪

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