第3話 転生したら…

......目覚めたら森でした...なんかデジャブ?


わぁすっごいジャングルだぁ。

んん?なんかいつもより目線が低いような......。

これってまさか。まさかだよねぇ?ね?

ほらぁおてても変わらず...............かわ、変わらずぅ?



「ちょっ、ようじょ転生とか聞いてまちぇんけどー?!」


っつぅ、噛んだぁ(泣)

幼女の滑舌恐るべし。


......じゃなかった。

神様出て来いやぁ!




「.....................ん?あぁ、言い忘れていましたね。そちらの世界で一から暮らすには、幼い見た目の方が何かと役に立つと思いまして。私の優しさですよ。」


優しさぁ?

どこがよ!

幼女をどこかの森の中に放置なんて、虐待で訴えてやるー(泣)



「はぁ。仕方ありませんねぇ。では、加護とは別に一つだけ願いを聞いて差し上げましょう。」



あっそう言えば加護貰ったんだった!

どんな効果だろぉ?

んーこういう時は、定番のあのセリフ!


「ん゛ン゛、すてーたしゅおーぷんんん!!!」


発音はご愛嬌ってことで。


ステータス

-----------------------

名前:霜月日向

年齢:4歳(27)


能力:

自動翻訳(神の加護)

魅惑のモチモチほっぺ(神の加護)

異世界大辞典(神の加護)


-----------------------



おお?!出たよ出ちゃったよステータス。

でもちょっと待って。

なんかおかしいよね?

言語チートと辞典は嬉しいですありがとうございます。

モチモチほっぺって何?

何チートよそれ!


-魅惑のモチモチほっぺは触らずにはいられない。

効果:味方のやる気up。敵の戦意down。-


思った以上に凄いスキルだったぁ?!




「で?あなたの願いは決まりましたか?」


はっ!そうだった一つだけお願い......ここはやっぱり



「取り敢えず “運” 極振りでお願いします!」



やっぱり 運 が1番大事よね!

運さえあれば引きこもりになんてなってないもん(泣)


せっかく(不可抗力により)脱引きこもりしたんだから、今世こそ理想の人生歩んでやる!

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