TSしたけどやることないからゲーム配信します

ぬこ丸

プロローグ的ななにか

…?


「知らない天井だ…とか言ってみたりする」


俺は気がつくと全く知らない場所に居た。



???「残念でした、そっちは壁です」



それが彼女?の第一声だった。


と同時に重力の向きが変わった


とりあえず俺はバランスを崩さないように気を付ける。



???「ひとまずそれは置いといて…あなたは!転生する!権利を!手にいれました!」



「…はぁ?」


なんか目の前の少女?が訳のわからないことを言い出した。


自分は…疲れているのだろうか?


とりあえずまた寝ることにしよう。

脳が追い付かない。


現実逃避とか言われても仕方ないだろう?


起きたら元に戻っているだろうか



???「ちょ、ちょっと!寝ないでくださいよ!起きてー!」


少女?が慌てて起こしに来る



…さっきからこいつは何について言ってるんだ?


「うるさいな…さっきからなんだよ…」


とりあえず彼女?の話を聞いてみることにする



???「えっとですね…単刀直入に言います!あ、な、た、は…死にました!」



「はぁ?」


ちょっと訳がわからない


というか少しウザい…


ここは俺の夢の中ではないのだろうか



???「残念なことにこれが現実なんですよー…というわけで!幸運な貴方には転生、つまり生まれ変わる権利が与えられたのですよ!」



そんな美味しい話があるのだろうか?


ていうかあってたまるか!


どう見てもこいつのせいだろ!


「…俺が死んだのはお前のせいじゃないだろうな?」


俺は話の主導権を握るべく居住まいを正して質問してみる。



(ギクッ)


???「そ、そんなことないですよー…そう!貴方が幸運だっただけです!」



多分…というか絶対こいつのせいだろ。


まあ…死んだと言われてはいそうですかと信じることもできないが…前の自分という人間の生にさほど執着があるわけでもないし、


ここは…面白そうだし信じてみるか?


「お前は…転生と言ったな?一体どこへ転生させるつもりだ?」


とりあえず聞いておかねば…変な世界に飛ばされても困るしな。


ヒャッハー達が日夜騒ぎ回る世界なんぞに飛ばされた日には誇れたことではないが真っ先に死ねる自信があるぞ?



???「貴方には…元の世界と同じような世界に行ってもらいますねー」



ファンタジーな異世界転生とかじゃないのかよ……



???「文明レベルが違いすぎても何かと不便でしょう?」



「…わかったよ」


俺はそう吐き捨てるように言った


とりあえず受け入れておくさ


今の俺には何だって受け入れられる自信がある!


目の前の誰かさんのせいでな!(半ギレ)



???「それじゃ!さっさと行きなさい!健闘を祈ります!良き人生を!」


彼女はそう言うと何かをしたようだ。



すると、急に体に浮遊感が訪れ周りの景色が見えなくなる。


は?


え?いきなり!?


なんか説明とかあるものじゃないの!?


まじでええええええ!?!?






そして俺の意識は深い闇へと溶けていった…

消えゆく意識の中で俺が最後に思ったのはとてもしょうもないことだった


今夜は食後のコーヒー飲んでねぇ…と

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