Ragnarøk〜神々の黄昏〜

@tombo_world

-序章- 予言

巫女ヴァルヴァが主神オーディンに

告げた1つの予言からこの物語は始まる、、



時は紀元前まで遡る。



巫女ヴァルヴァは告げた。


「太陽と月は死に

人々は争いに溺れ、血と涙も無くなり

誰一人として他人をいたわらず

やがてこの世は没落するであろう。」



その頃世界は

主神オーディン率いるアース神族と

ヴァン神族からなる同盟軍


「連合神騎士団」(れんごうしんきしだん)



世界を我がものにと企むフルングニルが

率いる巨人武闘民族


「鬼神共鳴軍」(きしんきょうめいぐん)



大きく分けて2つの勢力に分かれていた。



各勢力は

文明を築き各々が別の世界で住まうことで

均衡は保たれていた。


ある出来事が起きるまでは、、、



「天変地異ラグナロク」



巨人族の血を引きながらも

連合神騎士団の幹部の座につく、

「ロキ」が反旗を翻したのである。


フルングニルに変わり鬼神共鳴軍の

長となったロキは世界を我がものに

しようと戦争を起こしたのだ。


巫女ヴァルヴァの予言通り、


太陽と月は死に

人々は争いに溺れ、血と涙も無くなり

誰一人として他人をいたわらず

世界は没落の一途をたどった。



世界の終わりを悟った主神オーディンは

連合神騎士団の力を神器(じんぎ)と称し

それぞれの力を道具に込めさせ、


水と大地の星。「ミッドガルド(後の地球)」に

送ることで世界を後世に託すことを決めた。



激しい争いの後、世界は滅びた。



ミッドガルドを残して、、、




-序章- END














  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る