裏通りから表通りに出る途中、ぼくはそれをみつけた🌈

 周囲に流されることなく、自分の考え方を持ち続けていたいという主人公の“ぼく”。
 ぼくの会社は夏を前に倒産の憂き目をみますが、ぼくにとってはむしろ降って湧いた夏休みの到来です。
 ふとしたきっかけで路地に入り、そこで見た光景に、『いつのまにかぼくにこびりついていたなにか』が『パラぽろとはがれ落ちていった』ような気になります。
 そこで見た光景は、ぼく曰く、

 ――七色に輝く、魔法の泉――

 そこから、ぼくの小さな冒険の日々が始まります。
 ときに変質者に間違われもしましたが、お姫様にも出逢い、それは新たな世界を切り拓くチカラとなっていきます。

 異世界転移の物語ではありません。
 【七色に輝く魔法の泉】は、別のカタチを取るかもしれませんが、あなたの近くに現れるかもしれません。

 ――自分を変える冒険の扉は身近にあるのかもしれない――

 そんな風に考えさせてくれる素敵な物語です☆
 キラキラキラキラ〜✨

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